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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第4話『流転』
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入させていた。公安警察の赤坂にとって潜入行為は簡単であった。ましてや、こんな自警団レベルの部隊を壊滅させることなど、朝飯前であり、小此木は激怒し赤坂の胸部目掛け渾身の一撃を当てるが、
「そんなものか?拳とは、こう出すものだ!」
赤坂は衝撃で車のガラスが割れる程のパンチを放ち、小此木は掠った程度であるが、気絶する。
「さて、みんながいつもの丘で待っている。葛西さん、梨花さんを送って下さい。僕は入江先生と詩音さんと、少々話さなければならない事情があります。」
雅は、詩音のガードマンの葛西に頼み、葛西は了承する。その場に居るのが雅と詩音、遅れて来た入江だけとなり、
「実は、悟史君は生きています。ただ、緊急隔離しないといけない状態でしたので、全ての方に内緒にしていたのです。入江先生、それで間違いは?」
雅は行方不明となっていた悟史の所在を明らかにした。
「はい、間違いないありません。その隔離している施設は、診療所の地下にあります。」
入江も、真実を認める。
「そんな!出来れば、一目だけでもいいので、合わせて下さい!」
詩音は、泣きながら頼む。
「入江先生、すみません。詩音さん、僕は元より、悟史君をあの場所から救うために話したのです。」
雅が言うと、
「しかし雅さん、あの場所は今や山狗が占拠しています!どうやって─」
入江は当然反発するが、
「何のために僕が居るのですか?入江先生、詩音さん、僕に捕まって下さい!」
雅の言葉に入江は驚く。詩音と入江は恐る恐る雅の服の裾を掴み、
「それじゃ、少々危険でやりたくなかったことですが!」
【ATTACK RIDE-WARP-】
雅は、空間内を行き来するワープのアタックライドを使い、地下隔離施設の入り口にワープする。
「驚きましたね。まさかそんなことが出来るとは、あなたは魔法使いか何かですか?」
「ただの正義の味方です。それより、扉の解除を。」
雅の言葉に反応し、入江が扉のロックを解除し、扉を開けると、寝たまま特殊な病室で機材を取り付けられた悟史がいた。
「悟史君!雅さん、悟史君をどうやって助けるのですか?」
「まあ、見てて下さい。」
雅は病室に入り、悟史の心臓がある辺りに、右手を添える。
「入江先生、雛見沢症候群は、死者の肉体からおよそ三分で死滅するので間違いありませんね?」
「ええ、その通りですが。」
「なら簡単な話です。電気ショックでなんとかなる話だ!」
【ATTACK RIDESHOCK-】
「よいしょ!」
電気ショックを右腕から流すショックのアタックライドを使い、悟史脈拍数はどんどん低下し、そのまま脳死に至る。
「雅さん、なんてことを!」
入江は怒る。詩音は、現状が整理出来ておらず、困惑している。そして五分経ち、
「入江先生、先生なら人間の脳波は電気信号
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