PHASE-04 星屑の戦場
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の力は」
「いえ…出すぎたことをして、申し訳ありませんでした」
「判断は正しかったわ」
タリアは優しげに笑みを浮かべながら答える。
「…では!」
敬礼をするとタリアたちは戻っていった。
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「嘘でしょ!?あの騎士団がまた!?」
「事実だろうな。現に俺のところにも未確認のガンダムタイプが襲ってきた。その場にいた全員に攻撃をしかけてきたことを思えば、あの機体もフェニックスの仲間と見ていいだろう」
「レイのところも来たのね…もうシン!インパルス壊したからってあまり落ち込まないの!幸いまだ予備があるんでしょ!」
「いや、だからって…あっ」
たまたま四人が入った部屋にはアスランがいて、鉢合わせてしまった。
「アスラン・ザラさん、ですよね?伝説のエースにこんなところで会えるなんて、光栄です」
みんなが固まっている中、ルナマリアだけは近づいていく。
「…そんなものじゃない。俺はアレックスだよ」
「だからもう、MSには乗らない?」
「よせよルナ。オーブなんかにいる奴に。なにもわかってないんだから」
そういうとシンは部屋を出ていく。
「…失礼します」
後を追うようにレイも出て行った。
「でも、艦の危機は救ってくださったそうで、ありがとうございました」
ルナマリアはそれをみて、敬礼をすると出ていく。メイリンもそれについて行った。
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「えっ?そんなはずないだろう?」
「いや何度も確認した。見てくれ、こっちが二時間前の。今もすこしずつだが、間違いなく動いてる」
「そんなバカな。ユニウスセブンは100年の周期で安定軌道にあるはずだぞ」
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シンは自室で、ピンクの携帯をいじっていた。悲しげな顔で音声データを再生する。
『はい、マユでーす。でもごめんなさい、今マユはお話しできません。後で連絡しますので、お名前を発信音のあとに…』
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凍りついたのは、失われた者達の記憶か
それとも、失った者達の涙か
嘆きの声は今また、アスランの胸をも突き刺す
次回、機動戦士ガンダムSEED PHOENIX『癒えぬ傷痕』
切なる想い、叩きつけろ!ジン!
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