帝王の行進
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ドライバーをリリースし、手札から轟雷帝ザボルグをアドバンス召喚」
もういけにえ召喚って言うの、面倒になったからいいや。
雷纏う帝が登場。若干涙目にも見えるのはこれから起こる運命を予期しているからなのか。
「冥界の宝札の効果で二枚ドロー。さらに轟雷帝ザボルグの効果発動。轟雷帝ザボルグ自身を破壊し、互いのエクストラ……融合カードゾーンから俺が選んで八枚ずつ墓地に送る」
手札が八枚に。使い切れるのか、これ。
「私のぅ、融合カードゾーンはぬぁいいい!」
「まあ、それはそれで構わないが。俺はエクストラから旧神ヌトスを三枚、PSYフレームロードΩ三枚、PSYフレームロードΖ二枚を墓地に送る。旧神ヌトスのモンスター効果。フィールド上のカードを一枚破壊できる。俺が破壊するのは万魔殿ー悪魔の巣窟ー、伏せカード、そしてジェノサイドキングデーモンだ」
旧支配者の一柱であるヌトスの影が三つ現れ、SANチェックを要求し始める。
「ジェノサイドキングデーモンのモンスター効果かぁぁぁ! 効果の対象にぬあった時ぃ……ダイスを振って2か5が出たらその効果を無効にし破壊するぅぅぅ!」
タイタンの頭上からサイコロがフィールドに投げられる。少し、転がるとやがて5の目を上にして止まった。
「ふふふ……残念だったぬぁぁぁ!」
超然としているが俺は知っている。5が出た瞬間、小さくガッツポーズをしたことに。ちなみに伏せカードはデーモンの雄叫びだった。
「ならば墓地の真源の帝王の効果発動。墓地の汎神の帝王をゲームから除外し、このカードを攻撃力1000、守備力2400のモンスターとして特殊召喚する。そして俺のターン、ドロー」
無邪気に喜んでいるところ悪いが、俺の手札は九枚だぞ?
「手札から汎神の帝王を発動する。真源の帝王を墓地に送り、二枚ドロー。墓地のPSYフレームロードΩ三枚の効果。旧神ヌトスと共にデッキに戻す。さらに手札から帝王の深怨を発動。手札の邪帝ガイウスを相手に見せ、デッキから帝王の烈旋を手札に加える。さらに手札からワン・フォー・ワンを発動。手札のPSYフレームドライバーを墓地に送り、デッキから天帝従騎士イデアを特殊召喚する。そして天帝従騎イデアの効果により、さらに冥帝従騎エイドスを特殊召喚する」
白い小さな帝と黒い小さな帝が現れる。
「さらに帝王の烈旋を発動。相手フィールド上のモンスター一体をリリース素材とすることができる。これによりジェノサイドキングデーモンと天帝従騎イデアをリリースし、冥帝エレボスをアドバンス召喚。効果でデッキから連撃の帝王、帝王の烈旋を墓地に送り、インフェルノクインデーモンをデッキに戻す」
「インフェルノクインデーモンの効果発動ぅぅぅ! ダイスを振るぅぅぅ!」
気合いと
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