無印編
1章
第九話 ライバル??もう一人の魔法少女なの!
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ワイシャツの第一ボタンを外し椅子に座った。
「これで構わないか?」
「「「うん!」」」
「それじゃあ、悟志君のお茶も用意しますね」
ファリンは俺のお茶やお菓子を用意し、俺の前に置いた。俺がコクンと頷くとファリンは嬉しそうに笑った。
「ねえ悟志、このお菓子って誰が作ったの?」
「一応俺だが、それがどうかしたか?もしかして口に合わなかったか?」
「いや、そう言う訳じゃないんだけど……」
そう言ってアリサは何故か悔しそうな顔をしていた。
「なんていうか……女として負けた気がする……」
「あははは…そうだね…」
何故かなのはまでもがアリサと同じような顔をしていた。どうかしたのだろうか?
「それにしてもすずかの家は本当に猫天国よね〜」
「みんな可愛いもんね〜」
「うん!でも、何匹かはもう里親が決まってるんだよね…少し寂しいけど…」
「でも、それは良いことでもある。人生は一期一会、それは人も猫も同じ。出会いがあれば別れもある、寂しいかもしれないが笑って見送ってやる事だな」
「うん、そうだね」
そんな感じで俺たちはワイワイと茶や菓子飲み食いしながら話していた。だが、その時間もそう長くはもたなかった。
ドクン!
何かが目覚めたかのような力を感じた。
(今の感じ!まさか……)
《マスター、ジュエルシードが目覚めました》
イグニからの念話が入った。俺はみんなにバレない様に振る舞いながらイグニとの念話を続けた。
(さてどうするか…イグニ、ジュエルシードの場所は特定できるか?)
《はい、どうやらこのお屋敷の林の中にあるようです》
(そうか…さて、どうしたものか……)
すると、なのはが辺りをキョロキョロと見回しそしてユーノが林の中へ走り出した。
「ユーノ君!」
そしてなのはが勢いよく立ち上がった。
「あららら、ユーノどうかしたの?」
「分かんないけど、何か見つけたみたい。私ユーノ君を追いかけるね。みんなはここに居て!」
そう言ってなのははユーノを追い掛け林へと向かった。
なるほど、そういうことか。
俺が立ち上がると、三人が不思議そうな顔をして俺を見た。
「どうしたの悟志君?」
「なのはを追い掛けるの?」
「ああ、この林はここの屋敷の家でも迷いそうなくらい広いからな。それになのは運動音痴だからな、絶対に中でこけるだろうからな」
俺がそう言うと全員が「ああ〜…」と納得してもらい、俺はなのはを追う振りをして林に向かった。
俺は林の中であくまでもなのはとユーノには気づかれず尚且つあいつらが見える範囲で俺は身を潜めるが、
「だが、レイジングハートは優秀だからな、あれを取り出すか」
『あ〜、あれですか。そうですね取り
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