暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 異世界からの訪問者
無印編
1章
第九話 ライバル??もう一人の魔法少女なの!
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「おはよう、悟志君……」

すずかお嬢様はお目覚めになると、目を擦り欠伸をなされた。私はお嬢様に目覚めの紅茶をご用意した。

「それではファリン、私は朝食の用意をしてくるので貴女はお嬢様の身支度の準備をお願いしますね。それぐらいは出来ますよね?」
「は、はい!悟志執事長!」
「それではお嬢様、私はこれにて失礼します。何か問題が起こりましたらメイド長か私をお呼びください」

私はそう言ってお嬢様の部屋を退出し、厨房へと向かった。
ここでなぜ私が執事長と呼ばれているかを説明しなければならないでしょう。もちろん私は今でもここではアルバイトとして雇ってもらっていますし、このお屋敷にはわつぃ以外にも執事やメイドは居ますが、どうやら私の仕事ぶりやファリンへの対応などで認めてくれたようです。

しばらくして食堂に忍様とすずかお嬢様が朝食を取りにやってこられ、メイド長と私、ファリンとで配膳を行った。
するとメイド長がメモ帳を取り出され読み上げた。

「本日の予定ですが、忍様、すずか様共に午前中はご予定はありません。ですが、午後からはアリサ・バニングス様、高町恭也様、高町なのは様がいらっしゃいます。以上が本日の予定となります。なお忍様と恭也様のお世話は私が、すずか様、アリサ・バニングス様、高町なのは様のお世話は悟志さんにファリンが行います。何かご不明な点等はございませんか?」
「いえ、私はないわ。すずかはどう?」
「うん、私も大丈夫だよ。あ、そうだ!悟志君。後で少しいいかな?」
「畏まりました」

私は朝食の後片付け後、すぐにすずかお嬢様の下へと向かいました。

「お嬢様参りました。何か御用でしょうか」
「うん、今日のなのはちゃんたちのことなんだけど、私が呼ぶまでなのはちゃんたちの前には出ないでね。驚かせてあげたいんだ」
「フフフ、畏まりました。ではそのように、それでは私は失礼します」

私はすずかお嬢様の部屋から退出すると、すぐに屋敷の掃除、洗濯物を取り込み、お嬢様方のためのお菓子やお茶の下ごしらえ、昼食の準備等々を行い時間が過ぎていき、まず最初にアリサ・バニングス様がいらっしゃいました。メイド長がテラスへご案内されました。お菓子もお出ししたかったのですが、お菓子はなのは様たちがいらっしゃってからとのことだったので、お出しする事が出来ませんでしたのでお先にお茶をファリンに持って行くよう指示を出しました。何とか失敗すること無く配膳することが出来たようで一安心でした。
しばらくすると高町様達がいらっしゃいました。恭也様は忍様のお部屋になのは様はテラスへご案内され、ファリンに再びお茶の配膳を指示しましたが、そろそろ不安になったためこっそりと着いて行くと、お嬢様が保護している猫となのは様のフェレットがファリンの足元を駆け回り
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