無印編
1章
第九話 ライバル??もう一人の魔法少女なの!
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かの様に少女に問いた。
「先ほどのお前達いうのは、つまり私以外にも魔導師がいるということですね?」
「その通りだ」
少女の問いにジョーカーは肯定した。
「ではもし、私とその魔導師が戦う事になり先のルールを破った際には、貴方は私達をどうするつもりですか?」
「敵となる」
ジョーカーは先ほどよりはっきりと答え、少女を見下ろした。
「我はあくまでも中立。今まではお前以外の魔導師しか居なかったため其奴の味方の様な立ち位置ではあったが、お前の様にもう一人同じ目的の魔導師が出てきた場合我は即座にお前たちの中立になるつもりだ。では我はこれで失礼するとしよう。何か困ったことがあれば何時でも頼るが良い、お前たちが敵対しない限り我はお前の味方でもあるのだからな」
ジョーカーはそう言うと、再び背中から翼を生やし月夜へと消えていき、そこには異世界の少女と狼が残り静かな夜が続いていた。
〜翌日〜
ジョーカーは早朝になのはが、ここ最近いつも魔法の練習に使っている公園の丘に向かうと、そこにはいつも通りなのはとユーノが魔法の練習を行っていた。
「あ、ジョーカーさん!」
なのはは上空に居るジョーカーを見つけると元気良く手を振った。するとジョーカーはなのはの下に降りていった。
「ジョーカーさん、今日もよろしくお願いします!」
「すまないなのは、今日は用があり鍛錬には付き合えそうにない。今日はお前たちに伝えたいことがあり窺った」
「僕たちに伝えたいことって何だい?」
ユーノが聞くとジョーカーはコホンと咳払いをし続けた。
「昨晩、異世界から新たにジュエルシードを求める者が現れた」
「「!!」」
「その者との事についてだが、その者と協力してジュエルシードを集めるもよし奪い合うもよし。だが、我はあくまでも中立でこの星の守護者、いくつかお前たちにルールを設けさせてもらう。ルールその402この世界の人々に迷惑をかけない、ルールその2故意的にこの世界の建物や自然を破壊しない、以上の2つがルールとなる。前に言ったこととさして変わりはしないが、この上記二項目守れるな」
「「は、はい!」」
なのはとユーノが返事をすると、ジョーカーは頷きまた空へと飛び立っていった。
〜sid悟志〜
俺はジョーカーの恰好から私服へ、そして月村邸に行き仕事着に着替え今日を支度をしていた。何の支度化だって?決まっている今日はこの月村邸になのはとアリサたちが遊びに来る。この屋敷は早々客人はやってこないが、いつもきれいにしてはいる。だが、やはり客人がやってくると分かっていると掃除などにも気合が入るというものだ。
「すずかお嬢様、起きて下さい。もう朝ですよ」
「う……ん……」
「おはようございます、お嬢様
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