ターン33 光の結社とアカデミア−2F−
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たので試しに話しかけてみた夢想も、まるで会話をする気のないその返事に深くため息をつく。
「……もう。どうせ聞いてたんでしょう?私が清明のところに行くって話。それなのにそういうことする人たちは、1回馬に蹴られちゃえばいいと思うの、なんだって」
「人の恋路を邪魔する奴は、ってやつか?なかなか手厳しいこと言ってくれるじゃねえか。おいお前ら!一斉にかかるぞ、デッキを出せ!」
「「「ヘイ!!」」」
一糸乱れぬ動きで夢想を取り囲む十人ほどの集団がデュエルディスクを構えるのを見てどうやってもこのデュエルを制さない限りは先に進めないと悟り、彼女もまたその輪の中心でデュエルディスクを構えた。
「「「「「デュエル!」」」」」
1階の万丈目に続き、2階でもまた変則の多人数デュエルが始まった。圧倒的に不利な状況の中で、それでも夢想はカードを引く。
………デュエルを続けている限り、彼女のデッキは彼女に負けを許さない。あらゆる状況だろうとも、彼女は勝ち続けることになっているのだから。
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