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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第2話『邂逅』
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た。」
「そこまでは最低限、助けが必要になると思うわ。」
「でも、僕を必要としない世界もたまにはあったぞ。まあ、仮面ライダー全て回って初めてディケイドと同じラインに立てるから、結構長い旅になるかもな。それはそうと、僕は今回のこの世界では梨花の家の居候となっているが、教師と生徒が同じ屋根の下で暮らしちゃまずいだろう。」
「何、雅?私達の寝顔を見て欲情でもするの?」
ここまでの会話を聞いて解ると思うが、梨花は普段の可愛らしい性格は作り物で、一人称が私で大人びた性格が梨花の本来の性格である。
「馬鹿言え!僕は装填の守護者ディロード、そんな俗世の事は大ショッカーを滅ぼす使命が終わるまで忘れたつもりだ。」
「雅ならそう答えると思ったわ。」
「それにしても、また僕の助けが必要な状態なのか?」
「多分、今のままでは確実に私は死ぬわ。」
「そうなると厄介だな。それなら、ある程度作戦を立てておこう。行動はそれからでも遅くはないと思う。」
「そうね。それは一つの手段ね。」
百年の時を巡った少女は不適な笑みを浮かべた。雅と梨花はそのまま二人で家に向かった。
この雛見沢には、人間の疑心暗鬼から発症する風土病、雛見沢症候群が存在している。そのウイルスが発症すると第一段階で他人の言葉を信用出来なくなり、第二段階で他人から襲われるのではないかと被害妄想が膨らみ、第三段階で他人を傷つけるようになり、最終的に極度の恐怖心から喉元をかきむしり死に至る病である。このウイルスには蜂の女王蜂と一般蜂の関係があり、ベースとなる女王感染者が何らかの外的要因で死に至った場合、村人全員が48時間以内に最終段階で発症し全滅するような作りになっている。その女王感染者は古手家の女性第一子が必ず受け継ぐ形となる。つまり、現在は梨花が女王感染者ということになる。また、東京からはこのウイルスの存在を発見するべく何人かの団体が入って来ている。雅の使命は、東京から来た団体から梨花を救うことである。

「「ただいま!」」
雅と梨花は古手神社の掘っ建て小屋に着く。
「お帰りなさいまし。本日の夕食は焼き鮭とお味噌汁ですわ。」
「やっぱり日本人は和食だよな!それじゃ─」
「「「「いただきます!」」」」
四人は明るく夕食を食べた。
続く

次回予告
梨花は何故狙われ、何故同じ時間を繰り返すのか?そして、梨花と雅の作戦は?次回『48時間』
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