暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第1話『出陣!凪絶つ風の守護者』
[2/3]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
!」
一角の異形、バァルは叫ぶ。辺りは光り、雅の手元に何かの道具が渡される。
「それはディロードライバー。使用者を装填の守護者ディロードに変身させる物。カードを読み込ませることで戦う力を使える。現在はカードは10枚程度だが、その中の撮影機能を使えばカードは増える。ではさらばだ。装填の守護者ディロード!」
バァルは消えてゆき、雅は旅立つ朝に向け就寝した。

翌朝、雅は轟音と共に目覚めた。なんと、この世界では仮面ライダーシリーズにしか登場しない大ショッカーが雅の世界をリアルタイムで侵略し、人々を殺して行っているのだ!
「何故!どうして大ショッカーが!?」
驚く雅に、大ショッカーは更なる追い討ちをかける。
「まったく、この世界の人間は弱すぎる。俺に簡単に褒美を与えようとしているのか?それにしても今殺したこの女はつまらなかったな。何が『兄と父の道場を守る』だなど、俺には関係無い事なのに。」
ライオンファンガイアが殺した少女は、雅にとって大切な妹の望実(のぞみ)であった。雅はその瞬間悟った。自分の願いの代償は『自身の世界と家族を失うこと』であると。雅は、自分の願いはとんでもない罪だと思い、大ショッカーを倒すことが、唯一残された罪を償う方法だと思い戦いに行こうとする。しかし、階段を下りた時に父、龍道が雅の前に現れる。
「雅、本来は戒に反することではあるが、今は非常事態だ。よって、今をもって雅を凪風流十七代目当主に継承させる。さあ、頭首はお逃げ下さい。あとは我々にお任せを。」
龍道は雅を裏口から逃がす。しかし、雅は立ち止まり、
「父よ、無礼をお許し下さい。」
雅はディロードライバーを装着、中からディロードの変身用カードを取り出しディロードライバーに装填する。
【-DELOAD-】
「変身!」
雅は装填したディロードのカードを読み込ませ、装填の守護者ディロードに変身、大ショッカーの所へ向かう。
「大ショッカー!お前達の悪事もここまでだ!」
「何!この世界に戦士は居ないはず。貴様、何者だ!」
大ショッカーは、この平凡であった世界に現れた戦士に驚きを隠せない。
「僕はこの世界を救う装填の守護者、ディロード!」
「貴様が名乗った以上私も名乗ろう。私は偉大なる大ショッカーの大幹部、地獄大使。またの名を─」
地獄大使は自身の鞭で煙を立てると、ガラガラ蛇の怪人に変身した。
「ショッカー三代目大幹部怪人、ガラガランダ!」
「行くぞ、ガラガランダ!」
ディロードはガラガランダに向かう。ガラガランダは戦闘員を差し向け妨害するが、
「ならばこれだ!」
【ATTACK RIDE-BLAST-】
「ゥオラァ!」
ディロードはパンチ力を上げるブラストのアタックライドを使い戦闘員をみるみるうちになぎ倒してゆく。
「ええい、埒あかん!私が直接引
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ