MPF
[6/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
『MPFは我々ルーンナイトの訓練にも導入されています。この数値は高いですよ。部隊長を任せられるレベルです』
『おおっ!!すごいということですね!!』
「元気最強!!」
ゲストのラハールさんの解説により、この数値が高いものだということがわかるとミリアーナさんは得意気に拳を掲げて叫ぶ。
「ミリアーナの真の力はパワーじゃないんだけどね」
「こりゃあちょっと不利かな?」
待機場所で待っているベスさんとアラーニャさんがそう言う。その間にリズリーさんもMPFに魔力をぶつけ、その数字が表示されます。
ピッ【221】
『続いてリズリーの数値は221!!合計で586となりました!!』
現時点でのトップとなる数値となった人魚の踵のミリアーナさんとリズリーさんの合計数値。他のギルドの人たちはどれくらいの数値を出すのかな?
「この競技、うちだったらカグラさんが一番向いてたかもね」
「まぁうちのギルド最強の魔導士だからね」
ソフィアさんとアラーニャさんがそう言う。
「ソフィアはこの競技絶対出れないけどね」
「何言ってるのベスさん!!ソフィアならパンチであれくらい出せるよ!!」
「それ魔力関係なくなってない?」
ベスさんの言葉にソフィアさんがシャドーボクシングしながら答えます。ソフィアさんって何だか子供っぽいですよね。なんか親近感が湧きます。
ピッ【124】
『続いて四つ首の仔犬ノバーリ!!数値は124!!先に終えたセムス選手と合わせて322!!ちょっと低いか?』
「フォー・・・」
「俺の扱いひどくね?」
ソフィアさんたちが話しているうちに次の挑戦者である四つ首の仔犬のノバーリさんとセムスさん。
ノバーリさんはあまり高い数値が出さなかったことに対して力ないフォーを言い、セムスさんは貴重な出番をカットされたことにショックを受けているようだった。
「僕たちの番だね」
「うん!!先に僕がいくよ」
「「「「「「「「「「キャーーーッ!!」」」」」」」」」」
次の挑戦者である青い天馬のヒビキさんとイヴさんは襟をただしながらMPFの前に向かう。会場のヒビキさんとイヴさんのファンの方たちは黄色い声援を送っている。
『どうやら先に行うのはイヴのようですね』
『イヴくんは元々評議院だったんだよな』
ヤジマさんにイヴさんが元々評議院だったことを聞いた会場の皆さんは「へぇ〜」と声を漏らします。
『そうです。我々と同じ強行検束部隊、ルーンナイトの一員でしてね。いやぁ・・・当時からものすごい逸材でしたから、どれだけ成長しているのか楽しみです』
ラハールさんがそうコメントするとイヴさんは魔法を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ