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戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
28話 恐怖
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思いだそうとしていた

「ッ!........本当にこんな力が?」

 [スキルノート]
 自分に幾らでもスキルを追加出来る

「この力で!.......でもどうやって?」

 また振り出しに戻ってしまった
 これじゃあ、記憶を取り戻せないよ

「あーもう!出てこい!....あれ?」

 右手に赤い本が突然現れ、左手には黒いペンが出てきた
 赤い本を開け、最初のページを見てみた

「ん?[無限の大図書館][闘神の力][状態異常無効][空間移動][仮死防御][虫の囁き][元素製造][挑発],,,,,,,,,結構あるな」

 色々見てみたが、多分この空白のページに書くみたいだ
 とりあえず記憶修復って書いてみるか

 伊吹は空白のページに記憶修復と書き、詳細を書いた

 No.9記憶修復
 ・失った記憶を取り戻す事が出来る
 ・記憶喪失や、脳細胞が破壊されても記憶を失わない

 書き終わり、スキルノートを閉じると
 スキルノートとペンが消えた

「あ、消えッ!?............ぁ」

 全てを思い出してしまった
 そう、転生した時の記憶も何もかも

「あ、ああ......うあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 気づいてしまった。自分の手が赤く汚れていた事を
 伊吹は、転生者50人を惨殺した殺人鬼だった
 暴走し、誰も止めれず、伊吹の暴走は転生者達を全員惨殺した
 結界を壊し、本部に戻り、誓約によって記憶喪失になった

響「伊吹!?」
「......響?」

 響は、伊吹の悲鳴を聞き、病室に入った
 何で来てるんだよ......こんな殺人鬼に会いに来たのかよ 

響「記憶が戻ったの?...良かった....本当に良かっ「来るな!!」え?」
「来るな......来るんじゃない。薄汚れた手の俺に近づくな」

 響が近づくと、伊吹が声を荒げ、弱々しく響に言った
 今の伊吹は吐き気と目眩と足の震えの精神異常だ
 人は人を殺すと嘔吐物や吐き気に襲われるようだが、伊吹は一つの感情に身を任せ
 人を殺す事を忘れていた。正確に言うなら、暴走で自分の制御が効かなかった
 暴走している伊吹を例えるなら、ブレーキなど無く、アクセル全快で進むスポーツカーだ
 止まる事は無く、転生者達を皆殺しにするまで止まらなかった

響「伊吹?.....どういう事?」

 響は、今の伊吹が記憶を取り戻し、元の伊吹に戻ったと思っている
 しかし、伊吹の言葉に引っ掛かる言葉があった

 薄汚れた手

 この言葉にどんな意味があるのかが、響には分からなかった

「....出ていってくれ、頼む」

 弱々しく、響に言った
 響に
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