4部分:第四章
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御后様達も文句はないのでした。何しろ神様に名付けてもらうということは大変な名誉ですから。しかもその名前が中々よかったので余計にでした。
「いいんだね」
「はい、それで」
「是非共」
「さてさて、これで一件落着だね」
ジャラーはからからと大きな口を開けて笑って言いました。
「無事これで。よかったよかった」
「終わり良ければというやつですね」
「そうだよ、悪戯はそれの為のほんのスパイス」
どうやらジャラーの悪戯はそういう意味があったようです。
「最高のスパイスじゃないかい?」
最後まで大笑いしたままのジャラーでした。後にこの子供は偉大な王様になりました。その王様が生まれる時にはこんな騒ぎと悪戯があったのでした。
ジャラーの悪戯 完
2008・8・21
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