暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第23話 光竜と妖精の審判
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
は何も起こらなかった

そして、それを直下で食らったジョゼ

光と塵が晴れると

「あ・・・あがが・・・」

体中が白くなり、痙攣していた

「二度と妖精の尻尾(フェアリーテイル)に近づくな」

それだけ言うと、マカロフはその場から立ち去ろうと歩き始める

「ここまでハデにやらかしちゃ評議員も黙っておらんじゃろ。これからはひとまずてめえの身を心配する事だ。お互いにな」

そのマカロフの後ろから

エルザにやられたはずにアリアが現れた

(悲しいなぁ・・・!!あの時と同じ隙だらけ、もらった・・・!!!)

再びマカロフの魔力を奪おうとするが

「げばぁ!?」

後ろを向いたまま、マカロフは腕を鞭のように撓らせアリアを吹き飛ばした

「もう終わったんじゃ、ギルド同士のけじめはつけた。これ以上を望むならそれは“消滅”、跡形もなく消すぞ・・・ジョゼをつれて帰れ、今すぐに」

その瞬間

「やったぁぁぁぁぁぁ!!!」

「ファントムに勝ったぁぁぁぁぁ!!!」

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の勝利が確定した

日が暮れ始め、マカロフは瓦礫の山と化したギルドを見て、肩を落とす

「こりゃあまた・・・ハデにやられたのう・・・」

「あ、あの・・・マスター・・・」

「んー?お前もずいぶん大変な目にあったのう」

ギルドが壊れたのは自分のせい・・・そう思い顔を俯けるルーシィ

ラストも、隣で心配そうにルーシィを見た

「そんな顔しないのルーちゃん」

その二人の後ろから自分を呼ぶ声が聞こえてきた

「ただいま」

「レビィちゃん!?」

「ジェット、ドロイも・・・!」

病院にいたレビィ達とリーダスが、そこにいた

「みんなで掴んだ大勝利なんだから」

「ギルドは壊れちまったが」

「そんなのまた建て直せばいいんだよ」

「ウィ・・・」

「みんな・・・」

「心配かけてごめんね」

「ち、違うの、それは私の・・・」

「話は聞いてるよ。でも誰もルーちゃんのせいだなんて思ってないんだよ」

「つーか俺・・・役に立てなくてごめん・・・」

レビィ達に慰められても、まだ割り切れないルーシィを見かね、マカロフが口を開いた

「ルーシィ、楽しいことも悲しいことも全てとまではいかんが・・・ある程度は共有できる。それがギルドじゃ。一人の幸せはみんなの幸せ、一人の怒りはみんなの怒り、一人の涙はみんなの涙。自責の念にかられる必要はない。君にはみんなの心が届いているはずじゃ」

だんだんと、ルーシィの目に涙が込み上げてきていた

「顔をあげなさい・・・君は妖精の尻尾(フェアリーテイル)の仲間なんだから」

マカロ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ