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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
第二十六話 真実
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んだ後の人間は決して甦らない。それは絶対の法則。だけどね、そんな事を可能にしてしまうのが、兄の眼なのさ!!」
「ぜ、全?アリットさんの目にどんな秘密があるの?」
「………………………」
全は口を閉ざす。自分の口からが言いたくないのだ。
「教えてあげよう」
「っ、止めろ!!!」
しかし、全の言葉を無視してスバルは喋る。
「兄の眼にはね……
死
(
・
)
が、見えてるのさ」
「死……?」
「そう、兄は名前をつけてなかったけどね。けど、確かに見えている。どんな風に見えているのかは知らないけどね」
「お前……どうやって、その事を知った!?」
全は怒る。普段は怒らない全がだ。ただ事ではないとるいは察する。
「ちょっとね。さてと……こんな事実を知った君たちは殺さないとね。ああ、サンプル達は別だよ……と言っても、それはさっきまで」
そう言ってもう一度指をパチンと鳴らす。すると、スバルの横の地面が横にスライドしていきそこからカプセルが三つ出てくる。
そこにあった物にスバルを除く全員が絶句した。
「あ……」
「あれは……」
るいと全はそこまでしか言えなかった。それもそうだろう。
なぜなら
「わ……」
「私、達……?」
カプセルに入っていた人物は、フェイトやアリシアと酷似していたのだから。
「その通りだよ。どうせならもっと確実なデータが欲しかったんだけどね。送られてきたデータを何とか繋ぎ合わせて形にしたんだ」
「彼女達は……僕の計画の集大成……リライヴとは再帰という意味だ。いづれは、死んだ人間の髪一本だけでもあれば生き返らせる事が可能なんだよ」
「そ、そんなのって……」
「神の領域、かい?それでも、人間の欲っていうのは深いんだよ!僕はその欲を見事形にしてみせた!……用済みは処分しないとね」
そう言うと、カプセルから中に入っていた水が突如抜けていき、カプセルが開かれる。
フェイト達に似た人物たちはゆっくりと目を開いていく。
「さあ、君たちの敵はあいつらだ。頼むよ、愛しき娘達」
フェイト達に似た人物……言うなれば、フェイト・コピーやアリシア・コピーと言うべきだろう。
彼女達は拙いながらも構える。
「くそっ……!」
こうして、望まない戦いが始まった。
ピクッ
その時、誰も気づくことが出来なかった。アリットの指が少しだけ
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