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能力者たちが事件を起こしたり解決したりするようです
第一話 警察署にて
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た強盗犯のうち一人の首を180度回転させ
瞬く間に排除した、他の強盗犯たちが気づいた頃には既に人質は居らず、あるのは頭部の上下がひっくり返った仲間の死体だけだった

そして人質を救出すると同時に俺が飛び込む
血液を固め刃を作りそれで敵を切り刻んで行く、半分が瀕死の重体になっている、ものの数秒でだ、それでも恐れずこちらに銃を乱射する、それを敵の瀕死の体を持ち上げ盾にして防ぐ、そしてリーダー格を残して他は死んでいるか瀕死のどちらかの状態になっている強盗犯が床に突っ伏していた
リーダー格の男は炎をこちらに向かって吹き出している、これは近づけない、
近接戦はできないと悟り常備している針を取り出し指先に傷をつける、そしてその傷をつけた指を相手に向け血液を少量、高速で打ち出す、まさに血の弾丸だ、

「はっはーそんなもん蒸発させてやるぜぇ!!」

と威勢がいい声を上げる、宣言通り弾丸は炎に触れた瞬間に蒸発してしまう

(よし...そろそろいいだろ)
「守ってばかりじゃぁ俺は倒せねーぜ、炎バカ!!」
と子供の考えたような暴言をはく

「んだとこのやろぉ!!誰が炎バカだァ!!!」

と安い挑発にのり炎の盾を消して手に炎をまとって殴りかかってくる
これもすべて計算どおり、つぎの瞬間リーダー格の男の動きが止まり少したりとも動かなくなった、
体には血が縛るように巻きついている、硬化しているようだ
そして俺はニヤリと笑いリーダー格の男に近づく

「こんな安い挑発と、簡単な罠に引っかかるとか、本当に炎バカだな
炎の盾のまま突撃すれば良かったんじゃないの?」

と、鼻で笑い足元を見るように促す

リーダー格の足元を見てみると大きな血だまりができている
そこから血液がリーダー格の体にまとわりつき捕縛したのだ

「くそ...こんなもん!!」

そういいながら炎を出す、力みすぎたのか耐熱グローブが焼きこげている

「あづぅい!!」

手が燃えているのでそこに血をかけ消化した、気絶したようだ、拘束を解いて手足を血液で縛り上げる、血液の硬化時間は長くても5時間ほど、また固めるには固めるように操作しないと固まらないので、引渡しは問題ないだろう

「とりあえず捕縛完了、結構怪我させちゃったし始末書だな、今度はうまく捕縛しよう...」

とそのまま銀行の外に出る、制圧を完了した旨を他の警官につたえると現場処理のために10人ほど中に入っていった

それを確認した吹河が近づいてきた

吹河はニッコリと笑い

「よくやったぞ、まあ及第点だ、つぎは死傷者を出さないようにしようか」

穏やかな笑みの中に怒りが感じて取れる

「速水もよくやった、お前もなるべく傷つけさないようにしろ」

「「はい」」

吹河
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