暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
始まりの冒険編
プロローグ 出会いは一つのおにぎりから
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一心不乱に食べたりしてはしたないです!


「ま、これからは朝飯はしっかり食えよ、それじゃあな」


 青髪の男性はそう言って走っていった。


「何だったんだろう……あ、私も急がないと!」


 私は再び駒王学園に急いで向かった。心なしかさっきより足取りが軽かった。


 
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「小猫遅かったじゃないの、心配したわよ!」


 校門前でリアス部長達が待っていてくれたようです、心配をかけてしまったようです…


「部長ごめんなさい、寝坊をしてしまって…」
「いつも冷静な貴方が珍しいわね、もしかして緊張してる?」


 緊張…確かにしてるかも知れない、だって今日から私も高校生になるから。


「ほら、しっかりしなさい。今日は貴方の晴れ舞台なんだから」


 部長はそう言って微笑む、…そうですよね、今日は入学式、気を引き締めないと…!


 そして時間が過ぎいよいよ一年生の入場が迫ってきた、緊張していた…


『一年生、入場』


 いよいよだ…焦っちゃ駄目、落ち着いて落ち着いて…私は列を崩さないようにピシッとしながら歩き出す、あ、部長達だ…


 そして自分が座る席の前に立った。後は合図の放送で着席するだけ…


『一年生、着……』
「ぐぎゅるるるる!」
『……!?』


 え、何…?何この音…凄い音だけど…周りの人達も突然の音に驚いていた。


「うわ!また兵藤かよ!」
「一体どうしたらそんな音が出るんだよ!?」
「何、またなにかしたのー?」


 何やら二年生の席が騒がしい。ちらりと見てみると何やら一人の生徒が音の原因らしい……ってあの人は確か朝に出会った人でしたね。


「おい兵藤うるせえぞ!何とかしろよ!」
「わりぃわりぃ、ちょっと朝飯が足らなかったみたいだわ」
「みたいだわじゃねーよ!どんだけ食えば気が済むんだよ!」


 や、やっぱり朝におにぎりをくれた人だ、先輩だったんだ……というか凄い音、あれってお腹がなってるんだよね?


 結局その先輩は席を離れていき入学式が再開された。何だったんだろう、あの先輩は……



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「それじゃあ今日から小猫もオカルト研究部の一員ね、今日から宜しくね」
「はい、よろしくお願いします」


 入学式も終わり放課後になった、私は学園の校舎の裏手にある旧校舎にあるオカルト研究部の部室に来ていた、オカルト研究部は主であるリアス様が部長が勤める部活で今日から私もその一員になる。


「それにしても今日の入学式は驚いたわ、まあ兵藤君らしいといえ
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