第2.5章 出会いと再会は唐突に
第31話 マルグリッド迷宮へ行こう
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んだが」
「あ〜……そうなんですが、ある事があって慌てて出て行かれたので……」
「?? まぁいいか」
ユーリはそう言うと、奥へと進んでいく。
「申し訳ない。見ず知らずの冒険者にここまで施しをしてもらった上、手伝っていただけるとは……」
「こう言う場所で軍も冒険者もないだろ。危険があったらある程度は手助けをする。一応信条にしてるんでな。勿論、相手は選ぶが」
「本当にありがとうございます。名前を聞いてもよろしいでしょうか?」
「ああ、そうだったな。オレの名前はユーリだ じゃあ先を急ぐんで」
ユーリはそう応えると、迷宮の奥へと進んで言った。……ユーリはこの時、早く去らないと、少し、本当にもう少し彼らと話をしておけば良かったのだ。であれば、心構えや先の不幸な目に合わないですんだと言うのに……。
「……ユーリ? ユーリと言えば、アニス様が頻繁にいっている名前の一つだからな。確か、ローランドと言うのだが、彼……か?」
「さぁ……どうでしょう。私には……」
「千鶴子様も仕切りにゼスに囲いたいと言っておられた方だと聞いている。あのアニス様のコントロールを出来る人だと聞いてるから」
「な、なんだと!!」
1人の男が驚きながら声を上げた。
「おぉ……それは、その御方は神か? 神なのか??」
「聞いてなかったんですか? 先輩」
涙ぐむようにそう言っているゼスの軍人(先輩)。
アニスとはゼスの軍の中では《歩く災厄》《味方殺し》《最強最凶へっぽこ魔法使い》2つなは数知れない魔法使い。
その技能は驚くなかれ、伝説級の力 魔法Lv3を誇る。
そんな力を持つ魔法使いなのだが……、取る行動の全てが危険であり、千鶴子が制御しないと、制御したとしでも、大変目にあうのはいつも味方の皆なのだ。
「うぅ……そんな御方がいらっしゃるとは!! この世にいらっしゃるとは!!」
「お、落ち着いてください! 先輩、そこまで言うほどなのですか?」
「馬鹿っ! まだ軍に入って日も浅いお前にはわからんのだ。あの人に付き合ったばかりに……大変な事があうと言うことを!! そう、バスケをしようと誘われて、ボールが無いからって《破裂玉》を使ったり……野球をするからって、《V6爆弾》をボールの代用にしたり……思い出すだけで震える。しまいには あの《mボム》を使いかねない……」
「………」
「全面的に同意ダ……軍人ならば、戦いの中で殉職するのは寧ろ誇りだ。国の為に命を使えるのだから。だが、味方に潰されるのは……嫌だ。何も残らん」
「………」
この軍人は、新米な為、よく知らないのが 災いをしたようだ。今後、その凶悪な魔法使いと付き合っていかなければならない事は多々ある筈だから。
「よーーーし!! 体勢を
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