1部分:第一章
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お母さんが行ってしまって暫くしてから。真史は急にモジモジとしだしたのでした。
「ワン?」
「ちょっと御免」
真史は自分を気遣うようにして声をかけてきたジロに対して言うのでした。
「おトイレ行って来るから」
「ワン?」
「だからちょっと待っててね」
こう言ってジロをそこに置いておトイレを探しに行くのでした。
駐車場はとても広くてまずそこで迷いました。何処に行っても車ばかりでおトイレが何処にあるのかさえ全くわからない有様でした。
「困ったなあ」
真史はその車の中を潜るようにして進みながら困り果てていました。
「おトイレ。何処なんだろう」
けれど見渡す限り車ばかりでおトイレは全く見つかりません。そうして暫くおトイレを我慢しながら進んでいくと。ふとある人達の話を聞いたのでした。
「おトイレこっちよね」
「うん、こっちだよ」
この話を聞くのでした。話を聞くともう。
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