暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第2章 反逆の少女たち
第27話 元凶
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るんですよ。色んな情報を仕入れる私としてもね?」

 笑顔でそう言っているが……、『センサーってなんだ?』とつっこみたくなるユーリだった。

「それでそれで? びんびんになった、その股間を使うの? 志津香に? きゃー、志津香、処女なのに、寝ている間とか鬼畜よー(棒)」
「せ、セクハラですよぉ……ロゼさん」

 ロゼはニヤニヤと笑いながら志津香とユーリを見ていた。そんな発言を聞いたランは顔を赤らめていた。

 ランは、一番の変貌であり、洗脳される前と後のビフォアーアフターはまさに『なんと言うことでしょう!』と言うべき程のものだろう。妖艶な笑みも完全に消えており、初心(ウブ)な表情を見せているのだから。

「するか! それにんな、鬼畜な真似はランスだけで十分だろうに」
「え〜? でも 志津香は待ってるんじゃないの〜?」
「だから、そのノリ、ヤメロっての」

 ユーリはそう答えつつ苦笑いをしていた。
 その返答に一番嬉しそうだったのがランである。真知子とミリは全く動じずただただ笑っていた。


 そして、次の日……と、時間移動(作者仕様)をしようとしたその時だ。


「う……ん…… ゆー……」

 志津香が寝ぼけながらユーリの名前を再び呼んでいた。

「ん?」

 その声にユーリが反応し志津香の顔を覗き込もうと見た瞬間だった。

 志津香も顔をぐいっとユーリに近づけてた為……。

 必然なのか、偶然なのか……2人は交わる事になった。その光景に絶叫するなり面白がるなり呆然とするなっていた。











〜カスタムの町 第一宴会場≪町長の屋敷2F≫〜


 完全にイっちゃっていたランスだったのだが……。
 ところがどっこい!チサが介抱してくれている最中に、匂いで目を覚ましたようだ。……冷静に考えれば、ランスは一口、舐めた程度くらいでしか飲んでいなく、チサが持ってきたヘパリゼーと水のおかげかもしれない。そして、美少女と言う匂いでランスは、大体復活したのだ。

「がははは! 目を覚ましたらそこには美女がいた! というわけでヤルぞ? チサちゃん!」
「あ……// はい。私も……そのつもりでしたので……出来る限りのお礼、私にさせてください」
「がはは! それじゃあ遠慮なくっ!」

 何処にそんな元気があったのだろうか?
 ランスは、解き放たれた野獣の様にチサをベッドに押倒して行為に及んだ。この姿を父親のガイゼルが見たら……冗談抜きでショック死をしそうだ。

「がはは! チサちゃんは名器だなぁ!」
「ああん……、ランス様っ……い、良いですっ……んっ!」

 チサは、普段の彼女から考えたらまるで、別人の様に積極的だった。ランスは、そのまま合計で5回も
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