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木ノ葉の里の大食い少女
第一部
第三章 パステルカラーの風車が回る。
いの
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ったんだということに気づく。

「ありがとうございます……ッ」

 木ノ葉崩しはまだ終わっておらず、始まったばかりであるというのに、いのはまだ生きているという安堵にぼろぼろと涙をこぼした。
 結局がたがた震えてて、果ては先輩達に助けてもらってしまったけれど。
 逃げないで戦い続けることには成功できたということに、いのの口元には自然と笑みが浮かんだ。

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