第2章 反逆の少女たち
第23話 不明レベル値
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に、礼も言われたし 彼女から父親に説明も出来るだろう。
とりあえず、チサを預けた後、町長の家を 後にする。
チサは、仕切りにお礼を言っていたが、あの父親が離してくれる筈もなく、世話をしなければならない為、ユーリは軽く手を振って出て行ったのだ。
正直な所、かなりの近所迷惑になってしまっているから、それを抑えてくれた方がありがたい。
「さて……、ランスはシィルちゃんといる筈だし、邪魔するのも野暮だ。町の様子でも見てくるか」
ユーリはそう言うと、町中へと足を進めていった。まずは、何処へ向かおうかと歩きながら模索している時。
「あっ……! ユーリさん」
「エレナ……さんか」
扉を開いた先でばったりと出会ったのが、酒場の看板娘、エレナだった。
「本当にありがとうございます! 営業できるのか……と、沈んでましたがあなた達のおかげで町は光りを取り戻し、そして、何よりも店が大繁盛です!」
「はは、太陽の光りより酒場繁盛の方が嬉しそうだな」
「あ〜、ま、まぁ 実際 死活問題でもありますから。それよりも、マリアさんに続いてミルやランさんまで。感謝してもし足りませんよ」
「なに、依頼をこなしているだけだよ。……それに、まだ1人残っているだろう? 終わりじゃない」
「そう、でしたね。まだ志津香さんもいます。……宜しくお願いします。信じてますから」
エレナは笑顔でユーリの手を握った。その時だ。その言葉と笑顔、そして エレナからそう言われた。
この3条件もあった為か、ユーリはフラッシュバックを起こした。
目の前が一瞬暗くなり、鮮明に映し出される光景。
表情は見えない。
ただ、見えるのは長く淡い青色の髪。
『……約束、だよ』
そして声も聞こえてくる。まるで、目の前に本当にいるかのように。
『お花……するのが夢。……だから、お……ちゃん、……信じてるからね』
表情は見えないのに、判る。
凄く笑顔だって言う事。そして笑顔で答えている自分も判る。
一体、何があった?
何故、笑顔で何かを約束した筈なのに、何故この目の前の彼女の記憶が自分には無い?
「……さん?」
いや……、全くないわけではない。何度も合ったこの感覚。記憶を食い荒らされている感覚。
「(……此処まで来ると人為的なものを感じる。なんだ……? 誰かが俺に……? だとしたら、一体何時、オレに?)」
記憶を奪う魔法。
それは決して無いわけではない。相手の人格を変えてしまう魔法アイテムも多数存在するのだから、記憶を操作、奪う物も幾らでもある筈だ。それが魔法大国ゼスであれば特に。
だが、自分に誰が使った? そし
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