二十五章
坂本城にて各衆への出陣風景×五条大橋にて戦闘開始
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ろちゃんズルい!先に言うなんて!私もちゃーんと支えますから、安心して下さいね、お頭!」
「言葉に出すまでもなく。我が身、我が才、我が魂。その全てをハニーに捧げておりますわ!」
「あ、その・・・・私だって支えます!ずーっとずーっと支えさせて頂きます!」
「支えさせて下さいご主人様。この身は全て、ご主人様のモノ。ご主人様に尽くす事をこそ、自分の至上の悦びなのですから・・・・!」
「この日の本を照らす日光として。そして愛しき御方として・・・・この榊原歌夜、この身の全てをお捧げ致します」
「へへ、綾那はいつだって一真様と一緒なのです!」
「あはっ♪やっぱり一真はモテモテさんなの♪」
満面の笑みを浮かべてから、俺にしがみ付く鞠だった。雪蓮や桃香達は遠くから見ていたが、あれが後々の後輩となる者達だと察した。さてとそろそろ俺達の喧嘩の始まるとして、まずは奥方衆魏と長尾衆の力を見せてもらうぞ!
「その前に全兵達よ。我の命により人間を辞めて夜叉となれ、人間コーティング解除!目標は五条大橋として、全軍にて前進し鬼達を駆逐するぞ!」
「鏑矢三本!天高く放ちなさい!」
「それと信号弾を撃て!」
一方長尾衆は奥方衆魏と簡単な自己紹介をしていた。曹操、夏侯惇、夏侯淵、許緒、典韋、楽進、李典、于禁と紹介した後、連れてきた馬に乗る。そして信号弾と共に長尾衆の足軽達に変化があった事にまだ気付いていない様子でいたのだった。
「本陣より鏑矢が上がったっすー!」
「確認したわ。三本でしょ・・・・ふふっ」
「御大将に曹操様、何を笑っている?」
「鏑矢三本に信号弾は総攻撃の合図のはず。・・・・五条大橋に鬼が充満している中、総攻撃の合図とは余りにも無謀だと思うのですけど・・・・一真さんは何か考えがあって決断をしたのでしょうか?」
「違うに決まっているでしょう。私らの主なんだから、それよりも長尾衆の足軽達が人間を辞めたようね」
「何を言って・・・・はぁ!?」
華琳が言ったので、足軽達を見ると人間だった頃から夜叉化となりそれぞれの武装をしていたのだった。ちなみに季衣と流琉の武器は大鉄球『岩打武反魔』 と巨大ヨーヨー『伝磁葉々』なので、今回は大きなショットガンを持って馬に乗っている。一応黒神眷属は元の武器が近接戦闘であろうとも、黒の駒を入れているなら遠距離用の武器も使えるようにしないとね。
「柘榴達の兵達が・・・・夜叉になったっす!?」
「どういう事?」
「これが私らの主である者の策の一つである」
「大戦前にあった聖なる儀式にて、足軽達は人間から夜叉へと生まれ変わったのだ」
「そしてこれが兄ちゃんしか出来ない業であり、今の命令であっても兵
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ