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新たなる戦い〜第1章〜
標的13 襲撃
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学校が終わり、ツナ、獄寺、山本、京子、ハルで下校していたところ、校門にオロオロしている少女を発見した。


「ク、クローム?」

それはツナの霧の守護者・クローム髑髏だった。

「クローム、どうしたの?」

「ボス」

クロームはツナ達を見るないなや、駆け寄ってきた。


「実はボスがまた昨日の人達に狙われてるかもって予感がして」


「そ、それでわざわざ来てくれたの?」

クロームはコクッと頷いた。
ツナは内心嬉しかった、たとえ骸の一味でも自分を心配してくれたことに。


「あっ、クロームちゃん、怪我大丈夫?」
「あれからずっと心配したんですよ」

京子とハルが心配そうにクロームに駆け寄った。


「!!」

その時ツナ、獄寺、山本、クロームは殺気に気づいた。
彼等の後ろにはフードをかぶった数十人ほどの男がいた。


「んだこいつらは」

「フィルマーレの奴らか」


そしてその中から1人フードを被ってない男が現れた。
白髪で顔はまるで悪魔のような少年だった。


「貴方がボンゴレ](デーチモ)ですね、私はリベル、お見知りおきを。そしてフィルマーレファミリー最高幹部・真6神官の静香様の命により、貴方を抹殺させていただきます」


「んなあーー、抹殺ーー!?」

突然の抹殺宣言にツナは叫ぶ。
とっさに死ぬ気丸を取り出したが、周りの状態を見て手を止めた。

(ど、どうする、こんなとこで戦ったら皆や京子ちゃんやハルをも巻き込みかねない)


瓜をアニマルリングから出そうとした獄寺だったがツナに止められた。


「どうしたのですか?かかってこないのですか?」


リベルはツナ達を挑発してきた。


「来ないのならばこちらから」
リベルが匣を取り出そうとした瞬間−−−


ドッカン
ドコッ
バキッ

突然の破壊音が響いた。
リベルがその音の方向を向いた時、フードの男達が全滅していた。


「君達、ここで何してるの?」


血まみれのトンファーを振り回し、ボンゴレ最強の守護者が低く、不機嫌きわまりない声で現れた。


「ひ、雲雀さん」

「沢田綱吉、これらは一体何なんだい?」

ギロリとこちらを睨む。


(怒ってる、めちゃくちゃ怒ってる)


「えっと、あの」


「ちゃおっス」


ツナの肩にいつのまにかちょこんとリボーンが座っていた。

「リボーン、どうして」

「話は後だ雲雀、そいつらは並盛を襲おうとしてる奴らなんだ」

雲雀の眉がピクッと反応し、そして瞳と口元が獣を狩るいつもの状態になった。


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