6部分:第六章
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沙耶香の目が赤く光った。
「うっ」
その目を見た瞬間瞳の身体が硬直した。そしてその目が虚ろになっていく。
「いい?素直にね」
「はい・・・・・・」
瞳はマリオネットの様な動きでそれに頷いた。沙耶香はその彼女にゆっくりと近付いていく。
「貴女は。最近女の子と付き合っているそうね」
「はい」
焦点の定まらない目でまた答えた。
「それは誰なのかしら」
また問うてきた。
「よかったら教えてくれないかしら」
「紀津音ちゃんです」
「紀津音ちゃん!?」
「はい、宮坂紀津音ちゃんです。インディーズの」
「インディーズの」
沙耶香はそれを聞いてその整った眉を顰めさせた。
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