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ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第174話 避けゲームと撃ちゲーム
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ちゲームを今まさにしようとしている者がいた事に気づいた。
「ああ、あっちにも挑戦する人、いたんだ」
確か、あちらのゲームをプレイしているのは見ていなかった筈だ。溜め込んでいる金額は上だけど、難易度があって挑戦するプレイヤーがいなかったから。
「………」
キリトは真剣な表情のまま、見ていた。
何をそんなに気になるのか、そこまで気になるのか、と思った彼女も自然とその姿を見ていた。……2人のせい?で回りの観客も自然とバラバラに散らばる事なく注目。
視線が集中している事は薄々……と言うか、完全に気づいている。だけど、ゲームはもう直ぐに始まる。
カウントも《2》を示しているのだ。後、1と0 のみだ。
「(無心、無心だ……)」
元々、注目を集めてしまう事は承知だったから、元々これくらいの覚悟はしていた。……正直、予想以上の注目具合だと思えるけど、そこは間違いなくキリト達のせいだろう。キリトが思いっきり注目を浴びて、そしてその渦中であるキリトが視線を誘導?したら……こうなってしまうのも必然と言うモノだ。
そして、無心のままで、その真紅の瞳が暗く沈んだ瞬間に……カウンターが0になった。
まず現れるのは、正面の建物、入口より現れるNPCガンマン、その2階窓より、狙いを着けてくるNPCガンマン。建物と建物の間、路地から出てくるNPCガンマンの計3人。
避ける為に動けるエリアは半径5mの空間。そして複数セットされている耐久度のある遮蔽物。隠れる事は出来るが、何発か弾丸を受ければ破壊される、と言う仕様だ。
「……最初の内は、予測線を予測ー、なんて無茶な反応が無くたって避けるわ。だけど、さっきアンタがしたゲーム同様、どんどん早くなって、多くなって、最終的には撃ちゲーって言うより、こっちも殆ど避けゲーになる。でも、撃たなきゃ勝てない。 ……正直、同じ系統のゲームは他にもあるけど、あのカウンター以上のスコア叩き出したプレイヤーはいないわ」
集中しているキリトを見ながら、そう言う女の子。
だが、キリトが注目しているのは、ゲームにではない。興味が無い訳ではないが……、それよりも気になるのはあのフードの中の人物、だったから。その集中が、女の子にも伝わった様で、それ以上は何も言わず視線を向けて見守っていた。
どうせ、よくいけて10〜15程度だろう、と思っていたから。
「………」
無言のまま、次々と銃を撃ち、リロードを繰り返す。正確にNPCの急所に銃弾を当て、無駄弾を一切使わない。そして、向かってきた弾丸は全て躱す。
それが所謂攻略法だけど、現実にはそんなに上手くいくはずもない。
連射が出来る武器は基本的にNG、使用できない。
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