第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
」
「うん、ああした服でないとね」
「辛いよ」
気候の関係でだ。
「やっぱりね」
「そうだね、ただ女の人はね」
「うん、ツーピースの服だね」
「あれはプレタシだけれど」
「男性と子供達はね」
そうした人達はというと。
「もうね」
「うん、そのラバラバだね」
「暑いからあれで充分だね」
「というか暑いから」
それ故にだった。
「あの服じゃないと暮らしていけない」
「そういうことだね」
二人でこう話す、見れば街の男達や子供達は多くが上半身は裸で下半身は足首近くまで隠れている長い派手な、南洋ならではの派手な柄のその服ラバラバを着ている。そこにあるポケットからものを出したりしていてだ、足はサンダルを履いている。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ