10部分:第十章
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である。
「けれど私達」
「普段は女の人とは」
「いいのよ。知らないわけじゃないのでしょう?」
「はい」
こくりと頷く。これは事実であった。
「だったら。いいわ」
「いいんですか?それで」
「あまりよく知らないのですけれど」
「知っているのは私」
沙耶香は闇に沈んだかの様な、深い声で囁いた。その囁きには色気までが含まれていた。
「教えてあげるわ。女の子のことも」
「それも」
「ええ、よくね。じゃあ行きましょう」
そのうえで二人を左右に抱いた。
「夢幻の世界へ」
そのままホテルに入った。昼から夜の宴を繰り広げる。その後で。沙耶香は二人の少女と共に湯舟の中にいた。
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