職場
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ビルにいる。なに、装備……?ああ、使用しているのはAMP DSR-1。かなりチューンしてある。EXACTOとか搭載してるが……なに、光の速度?ああ、じゃあ大丈夫だ。俺の目と計算能力はそちらも知ってるだろう?おっと……もう来たようだ。まぁ……」
「もう撃ったがな」
光速で移動していたそれは動きを止めた。イーグルは背後を振り向く。
しかし―――――――――
「……隊長殿」
『何だ?なんか異常なのでもいたか?』
「いる。そもそも考えて見ろ。光の速さで移動し続けて無事なのはちと可笑しい」
異能を使う者は異能が発現するのと同時に体も異能に合ったものへ変異するため、身体能力も上がる。しかし一度発動したままずっと使える、つまり冷却時間を挟まずして使える異能は極めて稀だ。
ほぼ全ての異能は冷却時間を挟むこと前提で体を作りかえる。故におかしい。
光の速度で動く。それは極めて便利な能力だ。身体にかかる負担は大きいが、利点は非常に大きい。それこそ瞬間移動レベルだ。しかもすぐに切れるため、冷却時間は極めて短く済む。戦闘に使用すれば光の速さで移動し、光の速さで拳が叩き込まれる。だがそれを永続的に発動するとなると話は別である。
負担が大きすぎるのだ。光の速さを纏った拳は確かに強力だ。しかし叩き込んだ瞬間に相手にも自分にもダメージがある。ただ走るだけにも冷却時間が必要なのだ。戦闘しないにしても永続的に光の速さで移動したら冷却時間も必然的に伸びるし体の負担も増える。
それをポイントE3からポイントC1まで連続して移動してきた。それはつまり、もはや人間ではないこともあり得る。
「これはNTW-20くらいのを持ってこないと斃せないぞ」
イーグルの目の先にいたのは四つん這いで六角形の多面体光学シールドを展開し、人工筋肉を流動させ、いくつもの目を持つ恐竜のような獣だった。
『イーグル、製造コードは何か分かるか?』
「あるにはあるが介護用アンドロイドのコードだ。だが……機体名がおかしい。L……o?Lon……Longinus?ロンギヌス、神殺しの槍の名だな……まずい、隊長殿!やつめ、B1に移動し始め……あ、好都合?……なに、あいつがいるって!?待て、あいつにやらせたら犯人の手掛かりがぶっ壊れるぞ!?」
ポイントB1
「む、また通信……いまB2地区?いや私は今貴様が言っていた美味い酒を買っているからB1だ。……何、ここに来る?それは好都合。貴様に非番を邪魔されたストレスをぶつけることが出来るようだ」
『臨時のボーナスは出す。それで頼むよ』
無銘は酒を買って店内を出る。スーツのネクタイを締め直し、それが来るのを待つ。待つまでが少し長いので口にシガレッ
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