第二話、スキルのコツ
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……ってどうしました?」
リュウはそう説明しながらキリト達の方を向くと何故かキリトを含めた全員が口を開けて呆然としていた……
「……キリトよ、ソードスキルの再現って事は通常攻撃だよな?」
「……あぁ……」
「一撃で倒せますか?」
「……いや、首を切り落として倒していたけど、普通は通常攻撃でも一撃では切り落とせないな……」
クラインとシリカの質問に答えながらも驚くキリト……
四人の間になんとも言えない空気が漂ったのだった……
●○●○
その後、クラインもソードスキルの発動のコツを覚え、暫く四人で狩りを続け、レベルも上がっていた
因みにレベルは……
キリト:レベル5
リュウ:レベル4
シリカ:レベル3
クライン:レベル3
となった
時刻は17時13分……アインクラッドは夕陽でオレンジ色に染まっていた
「う〜ん、楽しかった!!」
「初日で、しかも初心者がレベルを3にまで上げるなんてな……」
「それほど適正が高いんでしょうね」
今、キリトたちは草原の上に座りながら、会話をしている
シリカは物覚えが良く、ほんの2,3回練習しただけで、ソードスキルの使い方に慣れ、クラインも一度コツを覚えたらかなりのスピードで吸収していった
「リュウのおかげで今日は楽しかったよ。ありがとね」
「俺もだ、サンキューな、スキルとか色々教えてくれて」
「別に良いですよ、なんかあったらまた聞いてくださいね?」
シリカ、クラインの二人にそう答えるリュウ……
「この後どうする?まだ続けるのか?」
「今日は、もう落ちるよ。お母さんに怒られちゃうし」
「俺はピザ頼んでっからそれ食ってからまたやるぞ? 明日休みだしな」
「僕は今日はもう落ちようと思います」
「そうか、明日は?」
「うん、明日もログインするよ」
「当然やるぜ!」
「僕もやります」
キリトにそう答える三人
「ではお先に……あれ?」
シリカは右手を振りメニュー画面を開きログアウトしようとしたが手が止まる
「どうした?」
「ログアウトボタンが無い」
「はぁ?何言ってんだよ。ちゃんと一番下に……ない…」
リュウの問いに対するシリカの答えにクラインも確認するがクラインにもないらしい……
リュウ、キリトの二人も確認したが、それぞれないとの事……
四人が頭を抱えて悩んでいると突然、鐘のような音が鳴り響いた
「「何だ!?」」
「え、な、何!?」
「!? これって……」
突然のことに驚いていると、体が鮮やかなブルーの光に包まれ、その場から消えた
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