6部分:第六章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
いるというネッシーを見られる可能性の方が高いのかも知れない。
「その場合は」
「ではこの朝食は」
「私のコックの方です。女性の」
「日本人なのね」
「はい、日本人です」
まさにその通りだという。日本人のコックが作ったものだというのだ。しかも女性のだ。
「何人か来て頂いています」
「わかったわ。いい腕をしているわね」
「有り難うございます。シェフ達の方々も喜びます」
「ただ。随分と力の入った朝食ね」
「私は朝食に最も力を入れたいので」
だからだという春香だった。
「それで」
「それでここまで豪華なのね」
トーストも四枚あるしソーセージやハム、それにサラダもかなりの量だ。当然フルーツもだ。そのかなりの量を食べながらの言葉だった。
「成程ね」
「勿論昼も夜も食べます」
「三食必ずなのね」
「食べます。それが一番身体にいいですので」
「わかったわ。では私もね」
「ワインはもう一本いりますか?」
「いえ、今はいいわ」
いいというのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ