19部分:第十九章
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「ええ、何処までもね」
また飲む。しかしその表情は変わらない。赤くもならず白いままだ。酔った素振りは全く見せずそのうえで言ってみせたのである。
「そしてこのお酒はね」
「その美酒の中でもですか」
「最上のものよ。いいでしょ」
「はい、幾らでも飲める感じです」
「美酒はこの世の楽しみの一つだから」
その沙耶香の言葉である。
「飲めるのなら飲むべきなのよ」
「だから今はですか」
「飲むべきよ」
美女への言葉である。
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