『Shelter』
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此の目に映る現実はやっぱり愚かだった。
醜いモノ達ばかりで溢れてる。
ほんの僅かでも、あんな大人達を信じてみようとした僕が愚かだった。
帰らないといけない処には帰りたくない。
帰りたい処なんて在った事も無い。
僕は一体、いつまで彷徨い続ければ良いのだろう...
そんな時、羽に傷を負った鳥が居た。
痛い筈なのに、必死に飛ぼうとバタバタしてる。
何故か涙が零れ落ちる。
何故か心臓が痛い。
優しくタオルにくるむ。
僕の愚かな話を聞いてくれる温かいお婆ちゃんが近くに住んでるんだ。
其処に行こうね。
きっと優しく温かく手当てしてくれるから。
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