暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女まどか☆マギカ こころのたまごと魂の宝石
第16話
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と、“もう一つのソウルジェム”を取り出した。すると、今度は赤いドレスの魔法少女姿へと変身する。

「これは!?」

「初めまして私は双樹ルカと申します。あやせと同じ身体に宿りし、もう一つのこころと言った所です。」

「もう一つの、こころ・・・?」

雰囲気まで変わったあやせの姿に、あたしはしゅごキャラ達の事が頭をよぎった。

「そうです。あなたも同じなのでしょう?」

あやせ…じゃなくてルカがそう言ってきたので、あたしは話を合わせる。

「ふっ、そうだね。僕はミキ。君と同じようにあむちゃんと身体を共有している存在さ。だが、僕達はあと2つソウルジェムを持っているよ。」

「ほう。それは素晴らしい。一度にそれだけ手に入れば、あやせも喜びますね。」

そう言ってルカは剣を構える。その時、あたしの中に居るミキが話しかけて来た。

『あむちゃん。今のって・・・』

「え?ミキのマネの積もりだけど。」

『僕ってあむちゃんから見てあんなのなの!?』

え?違った?でも、今はそれより、目の前の相手に集中しないと・・・




あたし達の戦いはまず、キリカの突撃から始まった。

「スラッシュファング!!」

キリカが鉤爪を振るうと、ルカは剣でそれを受け止めた。

「カーゾ・フレッド!!」

すると、キリカの鉤爪が剣に触れた所から凍り始める。

「プリズムミュージック!!」

あたしは音符をルカに向かって飛ばした。ルカは氷を解除すると、その場から離れて回避する。そして、すかさずあやせにチェンジした。

「アヴィーソ・デルスティオーネ!!」

あやせはルカとは対照的に火球を飛ばして来た。あたしはタクトを筆に変化させる。

「カラフルキャンバス!!」

そして、空中に虹色の絵の具を塗って火球を防いだ。

「うふふ。どんな願いで契約したのか、わかりやすいわね。」

そう言いながらあやせはあたしに斬りかかって来る。あたしはそれを筆で受け止めた。でも、あやせの力は強く、ジリジリと押され始める。

「へえ、そうかい。なら、僕の願いを当ててみたらどうだい?」

『いや、だから僕そんなナルシストっぽい感じじゃないから!!』

あたしのモノマネにミキが文句を言うけど無視する。そして、動きが止まっている今がチャンス!

「ラン!」

「それ!!」

姿が見えないのを利用して、ランがあやせからソウルジェムを入れたケースを奪い取った。今回、アミュレットハートじゃなかったのは、すばしっこいランにこの役目を任せる意味もあったの。

「私のジェムが!?」

「それ!!」

あやせがケースを取り返そうと手を伸ばすけど、その隙にキリカが横から斬りかかる。あやせは咄嗟
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ