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ソードアート・オンライン〜Another story〜
現実世界
第152話 追憶のアインクラッド・リズベット編
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めてそう言うキリト。どうやら、約束を盛大にすっぽかしてしまった様だ。アスナのメッセージだが、キリトがみれば文面からどれだけ怒っているか判るらしい。

「はぁ……、なら さっさと行って謝ってこい。それはキリトが悪い」
「ぅ……そ、そうだが。でも、リズに……」
「リズにはオレが言っておいてやるよ。まだ起きそうにない様だし。……ここの店のシステムを操ることが出来るのは店主であるリズだけだ、このまま放っておくのも良いとは言えないだろ?」

 リズが操作しない以上、店はOPENのままの様だ。勿論、開店閉店を自動設定に出来るのだが、以前からリュウキが来る時間帯が結構遅めだったり、と斑だった。だから、時間設定を自動から手動にしたとの事だった。……詰まる所、自分のせいだと言う所もあるのだ。

「す、すまん! りゅーき!! 恩にきるっ!」
「良いから良いから。……アスナに宜しくな」

 何度か頭を下げた後、キリトは、閃光顔負けの速度で、店から出て行った。どうやら、それを見るとよく判る。結構な時間、オーバーしてしまったという事が。





 そして、その更に数十分後。

「ん……ん〜……、あ、あれ?」

 リズがもぞもぞと動き出した、と思いきやパチッ!と目を開けていた。どうやら、本人も眠るつもりは無かった様だ。だって、まだ店営業しているから。

「あ、ああっ!! し、しまった!! ご、ごめんっ! キリトっ! あたしも寝ちゃっt「落ち着け」わぷっ!」

 リズは慌ててバタバタと、起き上がろうとしていた時に、清々しいカウンターだ。リズは、頭を撫でられた。目をパチクリさせながら、目の前の本人が誰なのかを確認する。さっきまでは、キリトが居た筈……だが、いつの間にか変わっている。

「えっ! りゅっ! リュウキ!? な、なんでここに??」
「なんでって、一応メッセージは送った筈なんだがな。まぁ返信は無かったけど」

 リュウキはやれやれと、ため息をしながら、リズの頭を離した。そして、その後直ぐに経緯を一通り説明した。キリトは、アスナから連絡があって出て、その際にリズに礼の言葉はリュウキが承った。

 そして、思うのは今回の事。

「客が来ない時間帯とはいえ……、あんまり無防備な事はしない方が良いぞ? キリトがいて、安心はするかもしれないがな」
「ぅ……そ、そうよね。気をつけるわ。ありがと、リュウキ」

 リズは、若干だが仄かに表情を赤らめながら礼を言っていた。寝顔を、キリトだけならまだしも、リュウキにも見られてしまったのだから。一応、乙女として……恥ずかしい、と言う事だろう。

「………なんで一応なのよっ!」
「ん? どうかしたか?」
「い、いや、何でも無いわ。」
「?」

 とりあえず、リズのツッ
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