9話 歩く死亡フラグと優しい女の子 Part2
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藤下Side
「そうか」
「俺は疲れたから寝る」
ゴトー「兄さん!?」
ゴトーの声が聞こえるが構わず空間移動をした
目の前が歪み、寝室に着いた
ははっ.....そうかよ...ソラス
決断の日だよな
ベッドに座り、ソラスを手に出した
「さて、やるか」
ソラスを鞘から抜刀し、寝室のドアを開けた
T字路を左に曲がり、右の壁をソラスで斬り、下に隠し階段を見つけた
周りに誰もいない事を確認し、隠し階段を降りた
階段を降り終わると、前方に鉄の扉を見つけた
鉄の扉を開け、格納庫に入った
聖杯がガラス越しに三つ保管されていた
深く深呼吸をし、ソラスで左下から右上にガラスを斬った
斬れたガラスが地面に落ち、細かいガラスの破片になった
聖杯を一つ右手に持ち、一気に飲んだ
「くぅっ!・・・いいねえ」
空になった聖杯の容器を捨て、二杯目を飲んだ
一杯目は体が燃えるように熱くなったが、二杯目は喉が焼けるように痛かった
次に三杯目を一気に飲んだ
「さあ!これで終わりだ!」
ソラスを胸の中心に突き刺した
肉が焼ける音がし、ぐちゃぐちゃとソラスが俺の体を侵食している
俺が助かるのは完全聖遺物と融合する事だ
脳の損傷がひどいしな、完全聖遺物を体に融合させれば体が治りやすくなる
聖杯を三杯飲んだのは、フォニックゲインを高め
完全聖遺物の融合を促進させる為だ
「ぐうっ!...あぎゃっ!?」
おいおい、完全聖遺物の融合って痛すぎだろ!
目の前がオレンジ色に染まって、胸からソラスが突き出た
ソラスは俺の胸にすり抜けるように戻ったが、痛みはなかった
「ふぃ〜疲れたな〜」
鎧とか装備したいな
そう思った瞬間に全身真っ黒の鎧が装備された
見た目はア○ム一式とほとんど同じだ
クラウ・ソラスは分厚い黒い刀になっている
もはやフルアーマーとしか言いようがない
「融合完了かな」
気分がとてもいい、体にとても馴染む
体の底の底から力が溢れ出てくる
もう、これで脳は大丈夫だ
ああ!暇だし何処かに行くか
〜空間移動中〜
「この姿だと不審者だよな」
さすがにこれ装備した状態だと、不審者だよな
時刻は夜
公園に来ていた
?「の、ノイズ!?」
「え?」
後ろから声が聞こえ、後ろを振り返ると
立花響がいた
「いや、これはコスプレ」
響「コスプレですか?」
これしか言えないよな
コスプレって言うしかない
不思議な物を見るように立花響は見てくる
「いや、怪しい者じゃないよ?ここでコスプレしてる時点で怪しいけど」
響「
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