『Ｃrescent』
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三日月から更に欠けた三日月。
鋭い光を放つ今日のアナタは不機嫌。
そしてまた数日経てば優しく穏やかなアナタに戻る。
アナタと過ごす此処での景色は､いつも色や形を変える。
其れが現実で､生きてるのが現実だと思い知る。
近くて掴めそうなアナタに手を伸ばしても､全然届かなくて触れられない。
二度と離れたくないんだと泣いてた。
叫んでた。
其れでも季節は移りゆく。
朽ち果て塵に成り逝く時､刹那の夢の世界に逝けるだろうか。
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