第34章;洞窟に守りし門番。
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道は開き、先に進む。その先に、居たのは門番。
「お前達、此処をあけられただと。」
「敵、ではなさそうだな。(構えていた武器をしまう」
「お前は、ここの守り人か?」
「私は、ここを守る門番。そしてお前たちは何しに来た。」
「ここに伝説の武器をがあるだろう。」
「ああ、これのことか。」
剣(ソード)を見せる。そしてすかさず宗司は言う。
「単刀直入にいう。その武器を渡してほしい。」
門番は、この時を待っていたかというばかりに。
「構わない。だが一つだけ条件がある。」
「条件?」
「扉に示した武器の所有者の実力が知りたい。」
「つまり、竜とレイと戦いということか」
「二人いるのか。構わぬ。」
「決闘か?俺は構わない。」
「私も。」
「その武器を置け。私も置く。」
二人と門番は武器を置く。ここの扉を理解し入ったということはと門番なりの考えでの提案である。
「我々は、下がっていよう。」
「だが2対1じゃ不利じゃ、せめてタイマンを」
「準備は、言いようだな。さて、ルールは簡単一回でも私に触れてたらこの武器は渡す、後関係のないものは、下がっていろ。危害は、加えない。安心せい。二人よ、それでよいな?」
二人は頷き、了承を得る。
レイ、竜の以外の物は洞窟の端に見守ることに。
「でもなんで、素手で?」
「装備したのではなく素手で、真の実力を知りたいのだろう。」
「最初に、小屋に訪れたと同じですね。」
二人は、ひたすら門番に素手でやる。交わしていくの繰り返し。
「なかなか動けるやつじゃないか。よっとあぶない。」
門番は、二人相手にしても避けきる。
「伊達に、今までの敵倒してないからな。(右で殴る」
「そうね。(左で殴る)」
「私は、ここでずっと稽古しながら過ごしていた。早々触れれまい。」
「中々の門番だな。レイ、耳を貸せ。」
「ん?」
「どうした?もう終わりか。」
「(俺が利き手ではない左で殴る。その隙に回り込んで右でやれ」
「まだだ!!(右で殴る」
「おっと。」
「甘いわ!(回り込んで右で殴る)」
隙をついて一瞬でもとはいかなかった。
伊達に、此処を守っているだけの実力はある。
「私は、ここでずっと稽古しながら過ごしていた。早々触れれまい。」
「中々の門番だな。レイ、耳を貸せ。」
「ん?」
「どうした?もう終わりか。」
「(俺が利き手ではない左で殴る。その隙に回り込んで右でやれ」
「まだだ!!(右で殴る」
「おっと」
「甘いわ!(回り込んで右で殴る)」
隙をついてもそうはいかなかった。
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