暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
現実世界
第150話 記念パーティ開催
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場が増えた!?そんな感覚も現れてしまっていた。

 ……が、折角生死を彷徨い漸く出会えた彼の事を奪う様なマネは姉に出来る筈もなく、怪しい気配がする眼前の友人を巻き込んで《5月いっぱいは、暖かく見守ろう》と言う同盟を結んだ。勿論、誰を?とは直接名前に出してはいないが、

 勿論、その対象は4人だった。

 つまり、シリカが先ほど言っていた言い出した事、と言うのは、その同盟の事。

「リズさんは本当に甘いんですよ! いろんな意味で! ……らぶらぶなんて、羨ましすぎます……っ」
「うっ……」

 シリカの言い分も最もである。
 見守ろう……と思ったのは間違いないことだが、見せられる身になったら、本当にたまったものじゃない。あの世界で何度も経験をしているはずなのに……と、後悔後に立たずである。

「で。ここで何をしてるんだ?」
「リズさんが言い出した事で、ちょっと お2人の事を……あっ」
「はぁ、決まってるでしょ? 校内で不純異性行為をしているのを止め……は?」

 リズとシリカは思わずぎょっと顔を見合わせた。
 ……自然に会話の中に入ってきていた1つの声があったからだ。声色からして、男のもの……、そしてこの場には男の子は1人しかいない。つまり……。

「ひゃ、ひゃあっ! リューキさんっ!!?」
「ななな、何であんたココにいんのよっ!?」

 そして、まるで息を合わせたかのように驚愕している2人だった。突然現れた、となっている隼人は 2人を見て軽くため息をする隼人。

「はぁ、それは、オレが聞く事だろ? それ。それに、キャラネームは御法度……と言うところだが、ここには、4人しかいないから別にいいか」

 隼人じゃなくリュウキでOKを出した? 故にこれからのナレーションもリュウキでいきます!!《宣言》
『TPOを弁えるように!』

 了解です。はい。ちゃーんと、ゲームと現実を弁えます……。



「あ、リズさんっ!? そ、それにシリカちゃんまでっ!? え、あ、あわわわっ!! ほ、ほんとにリューキ君が言うように誰かいたよっ!? あ、あのその……ど、どこから……??」

 レイナは顔を真っ赤にさせながらリズとシリカにそう聞いた。その顔を見たリズは、これまた今度は悪戯(イタズラ)(スピリッツ)を盛大に刺激されてしまう。

「ふふ〜ん、さーて、何処からかしらね〜?」
「わ、わぁーー!り、リズさんっ!! そ、それにシリカちゃんもっ!!」

 レイナは、リズとシリカの方を向いて 更に慌てていた。

「わわ、私は何も知りませんよっ?? 見てもいませんっ!!」

 シリカはそう否定するが、まるで説得力が無いというものだ。……シリカもレイナの事が、本当に可愛いと思ってしまっている節がある。
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