暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
現実世界
第150話 記念パーティ開催
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、思わず驚愕。そして自分の中の第二ラウンドのゴングを頭の中で盛大に響かせつつ、キリトに会いに行ったのだ。……そして、待ち合わせの場所、喫茶店には懐かしい顔ぶれであるリュウキの姿もあった。デート気分だったリズは、キリト1人じゃないことに、若干複雑だったが相手がリュウキだったから、別段そうでもない。
 会いたかった人と言う意味ではリュウキもキリトも同じなのだから。

 そこで、リズは更なる驚きを味わう事になったのだ。

 なんと、世間を盛大に騒がせていた、第2のVRMMO事件と囁かれている、《ALO事件》にキリトやリュウキが関わっていたとの事だった。そして、世間では伏せられているものの、あの親友である姉妹の2人が特殊な形の被害者だったんだ。

 そして、自分の所在地を知っている理由、キリトは、目覚めた時に出会った総務省の人間にSAOの情報を提供する代わりに、こちら側、現実側の情報を求めた所にあった。

 キリトは情報を求め アスナやレイナ、リュウキの所存、そしてあの世界で共に戦った仲間達の事を知る限りを知る事が出来た。だから、キリトは当初より、全員とまではいかないが、誰よりも情報を持っていたのだ。コンタクトを取ることは遅れてしまったのは、あの事件のせいだったのだ。

 余談は以上として、本題はアスナやレイナがリズと会いたがっていたと言う事。色々と大変な時期だったと言う事もある。最愛の人達と再会出来た事もあったが、あの世界で共に過ごし、闘ってきた友達と再び会えるとしたら、彼女達もより元気になる。

 リズは、即決でOKを出した。

 自分自身も会いたかったし、話によればレイナは身体は問題無いが、アスナはまだ目覚めたばかりで入院中なのだ。だから、すぐさま病院へ飛んでいった。

 その場所で、今にも溶けて消えてしまいそうな、雪の精のような、アスナの姿を見てしまったんだ。あの世界で、皆の先頭に立って輝いていた姿は無くなってしまっている様だった。

 レイナとはまた違うこの感じ、アスナにもリズの中にある保護者的感情を大いに刺激された。

 日に日に元気になっているとは言え、学校にまで通える様になったとは言え、アスナを目にすると、どうしてもライバルだとは思えなくなってしまっている。そして、姉のアスナを必死に看病するレイナの姿も見て、2人とも自分の守るべき妹の様に思えて仕方がなくなったんだ。

 ……ちなみに、この時から、リュウキの変化については身に染みていた。
 リュウキと再会した時、彼の素顔を見て 再会した時の笑顔を見て、少なからず、《ドキッ》としてしまったから。

 第2ラウンドのゴングがなったのに、まるで時間が一時停止したかの様な錯覚に見舞われ、そして、目の前に試合開始場のリングがなぜかもう1つ出現した。
 戦いの
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