『Please...』
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真っ赤な空をみんなで見上げた。
みんなで声をあげて泣いていた。
みんなで寄り添って悲しみ分け合った。
目を瞑っていても耳を塞いでいても、頭に浮かぶのは君。
逝かされてしまった命。
もう絶望なんてあの日から感じなくなった筈なのに...
正義か悪か、そんなのもうどうでもいい。
僕の大切なモノを奪う奴には同じ目に遭わす。
僕の大事な存在を...
悪魔の毒に逝かされていなければ、君の鮮やかな未来は確実に在った筈なのに。
君を守りたかった。
君を守れなかった。
また...
大事な仲間を守れなかった。
僕は望む。
もう誰にも痛みを負わせないで。
もう誰も殺さないで。
お願い...
もう本当に誰も失いたくない。
お願い...
もう本当に誰も奪わないで...
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