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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
第二十五話 父親
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者になり、兄と共に研究を進めていた。しかし、プロジェクトFをプレシアが提唱した直後、違う研究所に引き抜かれその後の動向は不明」
「へぇ、弟の事をそこまで……もしかして、弟の知人とか?」
「ええ、アリットさんとは
家
(
・
)
族
(
・
)
ぐ
(
・
)
る
(
・
)
み
(
・
)
で親しくしていましたから。貴方の事も高く評価していましたよ「よく出来ていた弟」だとね」
「だから、僕はアリット」
アリットは反論しようとするが
「だが。貴方は模倣するにはいくつか足りなかったみたいですね、まず一つ、アリットさんは俺と出会った時には既に一人称を『俺』に変えていました。貴方がアリットさんの下を去る頃に変えたそうです。二つ目、いくら兄弟でも声帯までは変えられない、アリットさんはもうちょっと低い声でしたよ」
そこまで言うと、アリット……いや、スバルは喉を抑える。
「そして三つ目……正直、これで分かったといっても過言じゃない……アリットさんは自身の目の色……つまりはその蒼色の瞳をひどく嫌っていた。人前ではカラーコンタクトを使う程だ。そしてそれは家族であっても例外ではなかった。蒼色の瞳である事を知っているのは……今ではプレシアさんと俺位だろう」
「っ!!???」
その言葉を聞いた瞬間、うろたえ始めるスバル。
「さすがに家族ぐるみで知らないってのは知らなかっただろう?お前がどこでその情報を知ったのかは知らないけどな」
「た、橘……?」
「橘……?」
フェイトとアリシアは気が動転してしまっている。
それもそうだろう、目の前の人物が父親ではないと分かった上に全の発言。
『家族ぐるみで親しくしていましたからね』
それはつまり……過去に出会っているのではないかという事だ。
しかし、自分達にそんな記憶はない。
「……くっくっく……あーはっはっは!!!」
すると、スバルは突然、笑い出した。
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