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DOG DAYS THEオリジナル
第1話 勇者 再び帰還
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いた場所。
クーベル『まだかのう、まだかのう……。』
パスティアージュの公女 クーベルは、レベッカが到着するのを今か今かとウズウズしていた。
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すると…、
≪キランッ??≫
ミルヒ『はぁ♪』

レオ閣下『ふむ。』

クーベル『おお〜、来たか??』
3人の直上に、一種の光が姿を現した。ミルフィ側はピンク、ガレット側は青、パスティアージュ側は黄色。それは、シンク達の来訪を表す光であった。
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まずはシンク。
シンクが到着すると、目の前にミルヒオーレがいた。
ミルヒ『シンク。』
シンク『姫様。』
≪タタッ≫
2人は駆け寄ると、互いを抱き締めた。
ミルヒ『シンク、お久しぶりです♪≪フリフリッ≫』
シンク『姫様。』
2人は久し振りの再会を喜んだ。特にミルヒ、嬉しさのあまりに尻尾をフリフリ振っている。
シンク『姫様、また来ましたよ。』
ミルヒ『はは。≪ピクピクッ≫』
しかも耳まで動いている。
ーーーー

次にレベッカ。
レベッカを包んでいた光が花びらのように開くと…、
クーベル『レベッカ??』
そこにはパスティアージュの公女 クーベルが居た。
レベッカ『クー様。』
クーベル『レベッカ、待っておったぞ♪≪フリフリッ≫』
この時のクーベル、久しぶりの再会が嬉しくて自慢の尻尾を振っていた。
ーーーー

最後はナナミ。
レオ閣下『待っておったぞ。≪ピクピクッ≫』
ナナミ『レオ様。』
こちらも今までと同様。しかし、ここからが違った。

ナナミ『?』
『……。』
ナナミがレオ閣下の後に控えて居る1人の人物に気付いた。
ーー

レオ閣下程の背丈の身体を下は茶色のズボン,上はトレンチコートで身を包み、脚には黒い革のブーツ。肩からM21にそっくりな晶術銃を下げ。耳は黒のフェドーラ帽に酷似した帽子に隠れている為見えないが、尻尾は猫独特の長い尻尾、尻尾は黒と茶色の縞模様でヤマネコのような模様だった。
ーー

ナナミ『レオ様、そっちの人は?』
レオ『ん?ああ…その者の事は後で話してやろう。じゃがその前に、勇者シンクの勇者召喚1周年を記念しての【戦】が始まるから、その時にな。』
ナナミ『そうですか。なら、後でじっくり聞かせて頂きます。』
レオ閣下『ああ、そうすると良い。』
ナナミはその者の事が気になったが、レオ閣下の言葉を聞いたナナミは、後で聞く事にした。
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更に所変わりビスコッティ。
リコッタ『勇者様〜〜??』
ユキカゼ『待っていたでござる〜??』
エクレール『ふん、来るのが遅い……。』
フィリアンノ城に着いたシンクは
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