暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
現実世界
第149話 毎日が勉強
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彼の名前は世界規模、と言ってもいい程であり、彼がいる会社なら信頼出来る…と言う所まで存在するほどだ。売名行為自体は好きではない隼人だったが、彰三と言う人柄にも触れた事、玲奈や明日奈の親の会社であることもあり、全面的にその危機を乗り越える為に協力をしたのだ。おかげで、ドラゴと言う名前のプログラマーは、影を潜めた……と一部では囁かれたが、その辺はなんてこと無い。……同じ人間なのだから。



「えへへ……、私は嬉しいな。お父さんと早くに打ち解けあった事がさ?」

 玲奈は笑顔を見せながらそう言っていた。自分の好きな人が親に認められる……どころか、全信頼をよせてくれるなんて、喜ばしい事極まりないだろう。その腕だけを見て……、だったら、自分としては嫌だし、軽蔑に値するが、隼人と言う人柄にも触れて、能力だけじゃない事も知ってもらっている。……能力だけで、内面を見れていなかったと、嘆いていた事もあったのに、隼人の事を全て認めてくれたんだから。

「そうだね。……玲奈のお父さんなんだから。俺としても、仲良くしたい、って思ってるよ」
「え、ええ! ほんと? ……そ、その……、両親に、しょーかいって事は……、わ、私達……///」
「っ/// そ、それも勿論だ! 俺だって、ずっとそう思ってるっ!」

 からかう様に玲奈は言っていたのだけど、隼人は心から言ってくれているから、引くに引けない。このまま言えば、婚姻届まで出しに行く。というところまであっと言う間に行きそうだけど……今は学生の身分。

 隼人は違うが、歳を考えたらそうだ。

 だから、今しかない時間をゆっくりと楽しみたい玲奈は、一瞬考えてしまったそれを無しの方向にすると。

「あははっ……。隼人君、大好き……」
「俺もだ……玲奈」

 互いに身を寄せ合い、空を眺めた。雲ひとつない……と思っていたのに、大きめの雲がある事に気づく。その回りに小さな鱗雲の様なものもあり、まるで大きな雲に集まっていっている様だ。それを見た玲奈は。

「そうだ。今日のオフ会の事だけどさ?隼人君っ」
「ん」

 肩を寄せ合ったまま、2人は楽しそうに話をしていた。








――……そんな2人を影から見ている者達がいた。





 一体その影は誰なのか?それは次回……乞うご期待!!……??




 妙な殺気に似たものを感じますが……、気のせいでしょう!!








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