暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第13話 転校生、有栖家に行く
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ていって、今の状態になってしまったんです」

「………やっぱりか」

俺の予想通りだったな。
だけど確かに恥じらいながら着ていたメイド服はとても可愛かった………

こりゃあ、周りの人にも人気が出るわ。

男だけじゃなく女の人も人だかりの中にいるし………

「さあ、お披露目だ!!」

元気よく、夜美が試着室のカーテンを開けた。

「こ、これは!!」

く、黒のゴスロリだと!!!!

夜美、なんてものを………

「レイ、何やってるんですか………」

「ハッ!?」

いつの間にか携帯でフェリアを撮っていた。
無意識に写真を撮らせるとは………

周りのシャッター音が半端なく鳴っている。

「フフフ、これは我の勝ちかな………」

「くっ、まだ何かあるはず………」

さて、ライは何を繰り出すかな………

「レイ………?」

星が恐い顔で俺を睨んでくる。

「だ、だけど、こんなにギャラリーがいるんだし、もう少しやってても………」

「オハナシ………します?」

「おい、ライ、夜美それまでだ!!いい加減止めろ!!!」

俺は星のプレッシャーに負け、2人を止めに入った。
ちくしょう、もっと見たかった………



けれど観客の人から撮影した写真を送って貰いました。

ラッキー!!






「………大変な目にあった」

「お疲れ様」

疲れたフェリアに俺は労いの言葉をかけた。
あの後、普段の生活に最低限必要なものを揃え、ファミレスに入った。

いつものファミレスだ。
そんでもって今、ライと夜美は星の説教を受けている。

「しかし、おとなしく説教を受けているな………」

「まぁ、星は怒ると恐い事を分かってるからな2人共………」

黙って静かに星のお説教を聞いてる2人。
俺だって、オハナシをされたときの事は覚えてないし。

普段気配りの出来る優しい星だからこそ怒らせると一番恐いんだよな………

「おっ、来たぞ。星もそれぐらいにして飯にしよう」

「はい。………帰ったら続きを話しますからね」

どうやら地獄はまだまだこれかららしい。

「全く、私も着せてみたかったのに………」

それが本音か!!





「これは何だ?」

箸を指差し、フェリアは俺に聞いてきた。

「ああ、箸だなこの二本の棒を使って、食べ物を挟んで食べるんだ」

そう言って俺は自分のとんかつ定食のとんかつを挟んで食べる。

「器用に食べるな」

「日本に住んでいる人はみんなこうして食べてるよ」

そう聞いて星達を見るフェリア。
星は焼き魚を綺麗に分解して綺麗に食べている。
夜美は天丼をガツガツと食べてい
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