第12話 時期外れの転校生
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
誘われたら簡単について行きそうだからな。
「それでね、零治の家にホームステイをさせようと思っているんだけど………」
はあああああああああ!?
「ちょっ!!無理だって!!俺の家には星たちだって居るんだぞ!!」
「分かってるけど、私の家って私ほとんどいないし、一人にさせちゃうと結局同じになるでしょ」
「けれどよ………」
やばいだろ!?星達たちもジェイルから見ても研究対象になりそうだし………
「大丈夫よ。星たちには私から説明する。それに彼女たちは今は人間でしょ?興味持つはずないと思うわ」
「だけど!!」
「大丈夫どう調べても彼女たちは普通の人間だし」
だけどよ………
「むしろ私はあなたの方が心配。ジェイル・スカリエッティの目的はあなたじゃないかと私は思うの」
「!?なんでだ?」
「あなたの能力とデバイス。かなり珍しいし、もしかすると………」
「俺が研究対象か………」
ありえる………装甲を展開して戦う魔導師なんていないからな。
「で、どうする?」
「………分かった。こちらで預かるよ」
「いいの?」
「他で好きにされるより近くで監視出来た方が良い」
勝手に何かされるより全然マシだ。
「そう、分かったわ。なら彼女たちには私から言っとくわ」
「そうしてくれると助かる」
俺から言ったら何されるか分からんからな………
「それとフェリアは教室で待ってもらっているから迎えに行ってきて。その間に私が連絡しとくわ」
「了解」
本当にいろいろ面倒を持ってくる科学者だな。
なんにせよ目的を調べるのが先決だな。
そう思って、零治は教室に向かった………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ