第12話 時期外れの転校生
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っぱり関西弁知らないか………
「なるほど。自分を含め7人姉妹だな」
「多っ!!」
はやてのツッコミも分かる。かなりの大家族だな………
「じゃあ、両親は何をやっているのー?」
俺の隣から大きな声でなのはが聞く。
そんなにでかい声出さなくとも聞こえるっての。
「父は科学者をしている。母は父の助手だ」
「そうなんだ」
科学者?
だから田舎暮らしなのか?
「好きな食べ物は?」
フェイトが定番その2を聞いた。
「主食にしているのは栄養ブロックと言う簡易に栄養を取れるものだ」
その答えに唖然となるクラス。
「なんと質素な!結構苦労してるんだな………」
「そうだね。今度、私の家に招待しようかな」
桃子さんの料理は美味しいからな………
唖然とした空気をシャイデが和ませ、再び質問タイムが続いた。
「では、好きなタイプは?」
おっ、男子B(神崎周辺の男ではない)が踏み込んだ質問をしてきたな。
「好きなタイプとは?」
「居ないの?優しい人とか、たくましい人とか、頭の良い人とか、運動が出来る人とかないの?」
「?運動とかできると良いのか?」
何かズレてるなぁ。
「ならば俺とかどう思います?」
にっこり笑顔を浮かべながら神崎が聞いた。
本当にどうしようも無い奴だな………
「?同じ銀髪の男ぐらいか。ただその笑顔は気持ち悪い。ニヤニヤする男は嫌われるぞ」
真顔で言うフェリアに激しく頷く原作組一同。
………あいつらは仲良くやれそうだな。
「やっぱり、人前で言うのは恥ずかしいか………」
「シャイデ先生、彼を早く病院に連れていった方がよろしいのでは?」
「私も何度も言っているんだけど………」
シャイデも餌食になってたのか………
あいつ、女性なら必ず手を出してないか?
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り、授業五分前を知らせる。
「それじゃ、これまで。あとは各自休み時間にね」
こうして、質問タイムはお開きになった。
「しかし、凄い人気だな………」
今は昼休み。
「そやねぇ。やっぱり転校生は注目の的なんよ。それにかなりの美少女やし」
よだれが垂れているのは気のせいですよね?はやてさん。
「はやてちゃん、よだれ、よだれ」
「おおっと」
なのはの注意にはやてがよだれを拭う。
やっぱりよだれ垂れてたのかよ………
俺は今自分の席にいる。
なのはは自分の席、はやては俺の前の席に座っている。
現在、クラスの大半と、他クラスの奴から質問攻めにあっていた。
それをバニングスがうまくまとめている。
………あいつああいうことをさせ
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