第四十五話 命名
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
。あなたもいつかわかる時が来るわ」
ビアンカと別れた後、私は改めて辞典を見て考えた。2人の想いに応えられるような名前はどういうものなのか。
しばらく考えた後に私は2つの名前を思いついたから私は子供達に名前を付けるために執務室に行く。
「ねぇ、アベル。子供達の名前だけどこれでいいかな」
私が名前を書いた紙を見せるとアベルは微笑みながら言った。
「『レックス』と『タバサ』か。いい名前だと思うよ」
私が思いついた名前は勇気を意味する『レックス』と慈愛を意味する『タバサ』だった。
「本当!? 良かった〜いい名前って言われて。ありがとう、アベル」
「いや、礼を言うのはこっちだよ。ありがとう、ミレイ」
「どういたしまして。じゃあビアンカにも報告しに行くから」
自分のつけた名前がアベルに褒められたことを喜びつつ、私はビアンカのところに走って行った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ