天馬の次世代エースvs.妖精女王
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潮!!」
「なっ!?」
タクトさんがそう言うとエルザさんに切られた水がタクトさんの方へと戻されていき、エルザさんは足をとられて倒れる。そこにすかさずタクトさんが長いリーチを使ってパンチを入れる。
「換装!!」
タクトさんのパンチが当たる寸前でエルザさんは換装する。すると、
「ぐああっ!!」
殴ったタクトさんは右手を押さえ悲鳴をあげる。
「あれは雷帝の鎧ですよね?」
「なるほど、水が辺りに広がってるから」
エルザさんは雷帝の鎧に換装しており、タクトさんが拳を入れる寸前に電撃を流してカウンターを仕掛けたみたいだ。水は感電しやすいってよく言いますしね。実際タクトさんの腕はそれにより黒く焦げた部分が見受けられる。
『エルザ選手のあまりの換装の速度にタクト選手ついていけないか?』
『タクトくんもいい戦いをしてるんだがね』
『妖精女王エルザCOOL!!』
エルザさんの換装の早さにチャパチィさんたちも驚きそう言う。一時はタクトさんが優勢だったけど、今は完全にエルザさんペースだ。
「いてててて・・・」
「どうした?もう終わりか?」
痛い右手をブラブラと振り痺れをとろうとするタクトさんにエルザさんが立ち上がりながら答える。
「いやいや。天馬の看板を背負わせてもらっている者としては、これぐらいで諦める訳にはいきませんよ」
「そうか。私も仲間たちのために、負けるわけにはいかんからな」
再び構えるタクトさんとエルザさん。
「音楽魔法、クルミ割り人形!!」
タクトさんが人形を繰り出す。
「換装!!天輪の鎧!!」
エルザさんは換装し、たくさんの剣を放ち人形を破壊する。そのまま数本の剣がタクトさんに迫る。
「音楽魔法・・・鑑賞!!」
タクトさんは剣をすべて避ける。あれって魔法関係あるか?
「音楽魔法、不死鳥!!」
避けたタクトさんは巨大な火の鳥を作り出すが・・・
「遅い!!」
「っ!?」
タクトさんのその魔法が発射されるよりも早く、エルザさんは技を仕掛ける。
「天輪・繚乱の剣!!」
「がっ!!」
タクトさんをすれ違い様に連続で切りつけるエルザさん。そして振り返り、さらなる攻撃を加える。
「これで終わりだ!!天輪・五芒星の剣!!」
ハデスを倒した魔法で勝負を決めにいったエルザさん。しかし・・・
「やりますね」
タクトさんは高くジャンプしてそれを避ける。タクトさんはそのまま両手首を合わせる。
「あなたのような強者には、自分の持てる最高の技で勝負しないと失礼で
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