ACT.4 「DAY.2。サーチ&レスキュー」
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な」
「付き合ってない?誤解するな?」
真田はいつになくノリノリだ。
「分かった分かった。未来にどうなるかは分からないけど? とりあえず出発するよ」
「余計な事を言うなッ?」
そう言いつつ、廃工場を出る。空は入ってきた時と同じく、漆黒のブラックカラーに染まっていた。
「芽衣、大丈夫か?」
自分の背中を見ると、目を閉じて、すやすやと寝息を立てている芽衣が居た。
「寝ちゃったか…」
「どうする?明日、明後日とまだ野外活動があるけど?」
「芽衣と奴らはもう寝かせる。明日の夜に決着を付けよう。明後日までは引き延ばすな」
「了解」
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