7部分:第七章
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ね」
「お話っていいますと」
「カーテンもね」
今度は右手の親指と人差し指を鳴らした。今度は部屋の厚いカーテンが一斉に閉じられた。今度は誰からも見られなくなってしまった。
「万全になったわね」
「これでなのですか」
「そうよ。万全よ」
また微笑んで述べてみせた沙耶香だった。
「これでね」
「あの、それで私に一体」
「貴女。いいわね」
彼女の顔を見て妖艶な笑みを浮かべたうえでの言葉だった。
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